雲仙 -小地獄温泉館-
小地獄温泉館
とにかくまず湯につかりたい。雲仙には共同浴場が3軒ある。そのうちのひとつ、温泉街からちょっと離れて建つ小地獄温泉館を訪れた。 バッタン、バッタン、カーンカン。一体何だ、この音は? 受付で聞けば、ちょうど建屋の補修工事だという。温泉の湯気で屋根のトタンの傷みが早いのだとか。それでも営業はしているというので、早速つからせてもらうことにした。
頭上では相変わらずのドタドタ、カーンカン‥‥。しかし見よ! 湯舟にはニンマリの白濁湯。八角形の浴室は木造りで天井が高ーい。期待のボルテージはピークに達した。いっただっきまーすってな感じでドボンッ! ほ〜っ、湯はまろやかな肌触りでピリピリする感触はない。かぐわしくうっとりする硫黄臭は期待どおり。その香りも湯舟の場所によりやや異なり、やはり湯口付近が素晴らしい。あ〜このままずっと嗅いでいたい‥‥。
高い天井
にんまりの白濁湯
かぐわしい湯口
まだまだある共同浴場