島原 -島原温泉 驚きの料理旅館-

島原市内には温泉旅館が何軒かある。今宵の宿に決めたのは岩永旅館。一泊二食8000円の手頃な料金の温泉宿である。こだわって決めたわけではないのだが、思いもよらないもてなしを受ける事となる‥‥。後で聞いたのだが、肉屋(肉のいわなが)も経営しているのだとか。

岩永旅館

肉のいわなが

宿の玄関付近はまるで魚屋のよう。水が張られたケースの中には伊勢海老やカニなどの魚介類が並ぶ。こりゃ期待できるかな! 

玄関には‥‥

伊勢海老

タイラガニ

さあ夕食だ! 次から次へと膳に並ぶ料理にもう唖然。こ、これで1人前? 

夕食に並んだ品々は‥‥。牛のしゃぶしゃぶ、刺身盛り(あらかぶ、鮑、カツオなど)、伊勢海老の陶板焼き、フグの湯引き、馬刺し、伊勢海老のスーパイユー、タイラガニのから揚げ、鯨の刺身、茶碗蒸しなどなど‥‥。繰り返すがこれで1人前である。あとで聞けばちょっとサービスしましたとのことだったが、それにしても圧倒的なボリューム。これで一泊二食8000円は安すぎる!

さすが肉屋をしているだけあって、牛しゃぶしゃぶは口の中でふわりととろける。馬刺しもなかなかいい。溢れんばかりの魚介類で酒もまた進む。もうお腹がはち切れそうだ。

牛しゃぶしゃぶ

あらかぶ、鮑、カツオなど

伊勢海老の陶板焼き

フグ湯引き

馬刺し

伊勢海老のスーパイユー

おっと風呂を忘れちゃいけない。24時間は入れるという風呂。小さめの湯舟に熱めの湯‥‥、あちゃっ! おいおい、これは人がつかれる 温度じゃないぞ。暴力的な熱さ。50℃以上はある。源泉温度は31℃、なぜそこまで加熱する? 水で薄めてかけ湯で我慢したが、湯質はいい。無色透明な湯は炭酸水素の感触が確かにする。温度管理だけがなっていないのだ。勿体ない。フォローするわけではないが、この旅館の料理は素晴らしくいい。温泉旅館というより料理旅館なのだ。

温泉浴槽


島原市内にはまだ他にも温泉が‥

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