北平一條龍餃子館

台北の街に戻って夕食をとることにした。台湾に来てから海鮮料理や麺ばかりだったので、餃子が食べたくなった。北平一條龍餃子館は人気があるのか、ほとんど満席状態。とりあえず蒸餃子焼餃子水餃子を注文してみた。

蒸餃子はかじると熱い肉汁がジュワッと出てきてうまい!(熱いっ!) ちょっと厚めのモチモチッとした皮が、肉汁をしっかりと閉じ込めている。焼餃子はくるくるっと捲いて焼いただけって感じ。水餃子はプリプリッ! どれもうまいのだが、皮が厚めなのでたくさんは食べられない。ビールを飲んだらもうお腹一杯!


貴陽品茶館

餃子で膨れたお腹には、やはり中国茶があう。‥‥というわけで、龍山寺近くの貴陽品茶館を訪れた。

小さな店だが、カウンターの後ろには茶缶がずらりと並ぶ。この店では希望すれば試飲をさせてくれる(ただし、日本語はほとんど通じない)。入れ方がうまいのか、茶葉がいいのか、入れてくれたお茶は何故かおいしい。発酵度合いが少なめで、緑茶にも似た風味がある。烏龍茶もプーアル茶も、日本で飲むのとは全く味が違う。ついつい何杯も‥‥。気に入ったら買えばよい。

ずらり並ぶ茶缶

カウンターでお茶を入れてくれる


龍山寺

台湾の温泉に挑戦する旅もいよいよ最終日。最後に運勢を占ってもらおうと龍山寺へ。中国式の寺らしい豪華絢爛たる造りで、屋根や柱に施された彫刻は見事。参拝者が多く、境内には線香の煙がたちこめる。

龍山寺の入口

おみくじの引き方がちょっと変則的。筮竹の束から1本だけ引き抜き、その番号の引き出しを開けておみくじをもらう‥‥と、ここまではふつう。その後そのおみくじでいいかどうかを「神杯」という道具を使って神様にお伺いをたてるのである。みかんの房のような形をした「神杯」は2個で一組。これを地面に投げ、一つが表、一つが裏になれば、晴れておみくじは有効になる。それ以外であれば、筮竹からまたやり直す。

自分のおみくじが決まったら、神官に解説してもらう。少々お疲れぎみだったようで、一言二言しか解説してもらえなかった。もっとも無料で見てもらえるのだからしょうがない。カタコトの日本語で「家内安全」と言っていた??

本格的に占ってもらうなら、民権東路二段にある占い横丁あたりへ行ってみるといいだろう。日本語ができる占い師もいるらしい。

「神杯」

「神杯」を投げる

おみくじを解説してもらう

今後の運勢も悪くはない(?)とのお墨付きをもらい、帰路につく。帰りの飛行機では、体も胃袋もお疲れぎみなのでついウトウトと‥‥。南国での温泉体験、うまかった食べ物を夢に見ながら‥‥。

今度台湾へ行く時は、山中の秘湯・文山温泉や台湾最高所の温泉・廬山温泉、湯量豊富な礁渓温泉に行ってみたいなぁ。


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