温泉
これほど多種多数の温泉が湧く国は他にない。またその利用も病気の治療、旅行、外泊の言い訳、玉子ゆで‥‥と多彩だ。ちなみに温泉法によれば25℃以上で湧出する、又は決められた成分を一定以上含むものを温泉と呼ぶ。
効能
温泉につかり「効いた」気になること。湯の色、匂いとともに、脱衣場の壁にある温泉成分分析表にもその効能はある。
手拭い
温泉宿に泊まると浴衣、歯ブラシと共に与えられる温泉3点セットのひとつ。体を洗ったり、汗を拭ったり、混浴ではさりげなく局所をカバーし、理性的なコミュニケーションを保つ役目がある。
湯あみ着
混浴の風呂の場合のみ、着用が許可される浴用グッズ。水着ではない。水着を着て入るのはバス(Bath)で、風呂とは文化が異なる。湯あみ着は主に女性用で、男性用はほとんどない。
露天風呂
屋根のない風呂。温泉であることを保証するものではない。昨今の露天人気のもと、温泉でない露天付き入浴施設が増えてきた。某有名温泉地にもそれはある。脱衣場に温泉成分分析表がなければその可能性はかなり高い。入り口や看板で温泉と謳っていれば大丈夫だろう。
温泉友の会
温泉が大好きな某会社の同僚のあつまり。入会や脱会など面倒な手続きは一切ない。会員である証もない。たまに温泉合宿なるものを行う。
温泉合宿
年に2回程度行う温泉友の会最大のイベント。温泉旅行ではない。合宿である‥‥‥、あくまで。
桶1号
露天風呂に地酒を浮かべていただくための温泉グッズ。直径32センチさわら製。温泉友の会所有。温泉合宿における重要なアイテムである。
桶2号
主に女性専用の露天風呂を担当する。
地酒
露天風呂、桶とくればもちろん地酒。冷やしておいて露天風呂に浮かべる。不思議と悪酔いはしない。温泉友の会の合宿では皆myぐい呑みを持参する。
つわもの
Junとプーさんは友の会1、2を争うワイルダーだ。旅に出ると基本的に布団には寝ない。雪の上にもテントを張る。ワイルドな男にはワイルドな温泉が似合う。しかし、つわものといえばやはりpoohであろう。女性であるにもかかわらず、そのしぶとさには皆舌を巻く。野沢温泉外湯マラソンなどもしやったなら、最後まで周りきれるのは彼女しかいない‥‥とは、もっぱらの評判である。
秘湯
本当の意味での秘湯はもう日本にはほとんどない。メジャーな秘湯では週末ともなると人でいっぱいである。もし、自分だけの秘湯を見つけたら‥‥、絶対人には教えない。秘湯の秘は秘密の秘である。
日本の秘湯スタンプ帳
日本秘湯を守る会の宿に泊まると押してもらえるスタンプ帳。スタンプが10個たまると一泊無料で宿泊できる。ちなみに私はなかなかたまらない。いつも宿泊せずに風呂だけ使わせてもらうからだ。
バーデンバーデン
ドイツにある温泉保養地。温泉友の会の夢の合宿地。「いつかはバーデンバーデン‥‥」それが合言葉である。
日本酒友の会
温泉友の会と構成メンバーはかなり重なりあう。酒豪の集まりではない。日本酒を飲み比べてはうんちくをたれる。うんちくの表現力が友の会でのポジションを決定する。もちろん、うんちくは言葉に限らない。ボディランゲージも可である。