FAXが無い!_それぐらいで驚いちゃいけない中国

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 中国の病院というと、漢方薬で治療するんじゃないかだとか、衛生に問題があるのではないかとか、設備もどうせ旧式だろう、などと、そういうイメージがあるんじゃないだろうか。そういう「いかにも」という病院もあるにはあるようだが、一方で立派な設備を誇る病院もある。

 中国の病院から急に日本にFAXを送らねばならない事態が発生した。受け付けで「FAXはどこですか?」と聞くと、大騒ぎになった。「どこにあるか聞いてみます」とか言いだして、あっという間に人がいなくなったのだ。CTスキャンをはじめ、あらゆる最新医療機器をそろえた大病院でだ。

 事情を通訳に話すと、この病院にはたぶんFAXがないんだろう、という。「じゃあ、どうしたらいいんだ」と聞くと、探しに行ってみましょう、という。はじめてきた見ず知らずの町を、あても無く通訳と歩きまわることに。外に走りだすと、雨が降っている。泣き面に蜂とはこのことだ。

 病院を出てほどなくいったところに、コピー屋の看板があった。なんでも商売になる国、中国では、コピーするだけでも商売になる。この近くにFAXはありますかと聞くと、店の奥に置いているという。やっとのことで、日本にFAXを送ることができた。

 中国は最近、急激に発展した。そのため日本が通りすぎてきたステップを飛び越えて現在に到っている。FAXが広まる前にEメールに、ビデオテープを飛び越してVCD、DVDの時代になった。中国では、何があるか(ないか)分からない。

 FAXぐらい無くても「そういうのもアリでしょう」と開き直って対応できる、こころのゆとりも必要だ。

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