中国人の「乾杯攻撃」回避方法

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 日本の常識では、仕事中に酒を飲むなどというのは(そういう業界をのぞいて)言語道断だが、海外では、特に接待などでは昼間でも普通にお酒が出る。

 この前、済南の会社の昼食会で、お酒を勧められた時のこと。「日本人は仕事中にお酒は飲まないんです(不喝酒)」というと、「この前テレビで見たら、日本の小泉首相は、会談中にお酒を飲んでたよ」という。しかたないので「彼は仕事をしていない(没工作)」と答えたら、大笑い(小泉さん、ごめんなさい)。

 中国人は、自分はあまり飲まずに、相手に酒を飲ませる能力に長(た)けている。まともに相手していたら、こちらに勝ち目は無い。その食事のときも、「前田さん、中国には四季平安という言葉があります。四季、つまり春夏秋冬が、平安に過ぎていくという、とてもおめでたい言葉です。」「そうですか(いやな予感)」「ではまず、私と四つの平安に乾杯しましょう」ということで、白酒を4杯空けさせられる。すると隣に座っている別の中国人が、「前田さん、ぜひ私とも四季平安の乾杯しましょう」。

 おお、これでは相手の人数x4杯の白酒を飲まにゃならんではないか!!救いを求めて反対側に座っている通訳のほうを見たら、すでに通訳も、「四季平安」攻撃をかけられている。自力で何とかするしかない。

 「ああ、そうですか。でも私は、一路平安(道中お気をつけて、の意味)という言葉が好きですね。」と切り返したつもりだが、こっちの言うことはまったく聞いていない様子で「では、まず春に乾杯」。まずいパターン・・・。もう一度通訳のほうを見たら、勧められた酒に、今聞いたばかりの「一路平安」で対抗しようとしているところだった(お前が俺のまねしてどうすんだよ!)。

 どうしても飲めない場合は、「随意(sui2yi4)」と言えばそれ以上は無理に勧めないことになっているはずだが、状況によってはこの魔法の言葉も通じないようだ。

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