中国の背が伸びる薬

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 背が伸びる薬なんて、いかにもインチキくさい話しだが。

 日本を馬鹿にした言葉に、小日本(xiao3 ri2ben3)というのがある。この場合の小は、日本語の意味とは違って、国土などがせまいことを意味する。背が低いことではない(背が低いのは矮)。

 まあ、とにかく、中国人は、日本人よりも自分達のほうが背が高いと信じてきた。今までは確かにそうだったのだが、若い人達、17歳以下では、日本人のほうが背が高いことがわかった。何でも大げさになる中国のこと、政府主導で、自国民の身長を日本人より高くする方針が打ち出されたようだ。

 日本の子供達が背が高くなったのは、給食で毎日牛乳を飲ませているからだと、彼らは結論付けた。学校で牛乳を飲ませるとともに、背を高くするためのさまざまな取り組みが始まった。

 冒頭の怪しげな薬もそんななかで発売された。テレビ宣伝も半端じゃない。緑色の錠剤を飲むと、あらあら不思議、ひざなどの関節がグングン伸びて、あれよあれよという間に背が伸びていく。日本なら誇大広告として、○AROに電話しなければならないところだ。テレビCMは、2分ほど続いて効果のほどをアピールし続ける。

 中国政府のねらいがぴたりと当たれば、数年後には竹馬に乗ったようにひょろりと背が高い中国人達が、あちらこちらで天井に頭をぶつけながら歩いているのを目にするかもしれない。

注) 例の背が伸びる薬「"快哇得"長高薬」だが、すでにそのインチキが問題になっているようだ(中広ネット9月1日記事)。子供の背が宣伝のように伸びず、怒った保護者たちが発売元に苦情を言いに行った。ところが発売元はそのときすでに逃亡。支払った5,6千元の回収の見込みは無い。

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