上海の病院100%活用術

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 先日、中国で初めて病院に行った。先輩から、「診察は東洋医学っぽくって、薬といえば漢方薬ばかり出される」と聞かされていたので、どうなること心配だったが、実際に行ってみると、日本の病院とあまり変わらなかった。

 行った病院は上海でも大きめの病院。通常は「外国人専門」の病院に連れていかれるのだが、「前田さんなら大丈夫」という、わけ分かんない理由で一般の病院に行くことになった(病人なんだけど、一応)。

 特に予約は要らず、いきなり窓口で診察の手続きをする。まず、玄関近くで「内科、耳鼻科」などと書かれた紙をもらう。診察受付の窓口に並んで、順番が来たら、診察券を作ってもらう手続きをする。実際には名前を伝えるだけでいい。中国の人を見ていると、身分証明書のようなものを見せているようだが、「外国人です」というと、どういうわけか名前だけで良かった(念のためパスポートは持っておいたほうがいいかも)。そのとき、10元ぐらいの料金を払う。登録代と診察料だ。診察料は先払いというわけ。

 診察は内科、耳鼻科などと場所が分かれているのだが、医者がいるブースはいくつか有って、空いているところに並ぶといいようだ。

 診察は日本と良く似ている。「どうしましたか?」に始まり、いつから症状が有るのかだとか、どこが痛いのかだとか聞かれて、必要であれば体温も計る。私は通訳してくれる人と一緒に行ったのだが、たまたまお医者さんが英語を話したので、診察は全部英語ですませた。

 珍しいのは、診察のブースでももう一度住所と名前を書くことだ。「万一、SARSとかあった時のためです」。

 「熱、有りますか?」と聞かれたので「無いと思うけど計ってはいない」と答えると、「念のため計ってみましょうか?」。計ってみると、意外にも高熱。それまで元気に冗談なんか言っていたのが、熱が有ると分かると、急にだるくなるのはなぜだろう。

 医者が聞く。「風邪の症状とかは無いですか(こいつSARSちゃうか?)」、「(げ、SARSって疑われてる?)いや、そういう症状は無いです」。診察が終わると、出してくれる薬の説明。何の薬を食後に何錠、というような説明。

 もらった紙を病院の窓口に出すと、すでに薬の準備ができている。早業だ。その場で薬代をはらう。私の場合、80元ぐらいだった。

 全部でも30分ちょっと。空いていたというのもあったのだが、日本の病院に比べると、めちゃくちゃ早いという印象だった。いや、ひょっとしたら日本の病院が、びっくりするほど時間がかかるのかもしれない。

上海市東方病院。上海浦東、即墨路150号。電話:38804518。

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