スナックお姉さんの独り言

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 上海の水商売のひとつスナック。日本人向けや韓国人向けなどがある。サービスは行き届いていて、従業員は良く訓練されている。日本のスナックのように、客なのにお姉さんがたをヨイショする必要は無い。

 実力主義のカラオケと違って月給制で加点主義。同伴でいくら、お客に接待していくらという具合。ボトルが入ると、そこにいる従業員それぞれに加点される。従業員がたくさん付くほど、長時間いるほど支払いは高くなる。店の営業時間が終わって客が帰るまでの時間は、従業員間で"加班"(残業)と呼ぶ時間。帰ろうとする客を引きとめるのはこのため。給料を最終的に決めるのはママ。けんかにならないように、誰がいくらもらっているかは公開しない。

 中国で認められるのは、客のテーブルに酒を持っていくまでのサービス。ウェイター、ウェートレスはOKだが、それ以上の接客は違法だ。従って公安の取り締まりは、やはり脅威だ。上海で大きな行事があるときは、取締りが厳しくなる。この期間は、カラオケやスナックに行っても、臨時休業になっているか、あるいは開いていても合法的なサービスだけなので、それ以上を期待する客はがっかりする事になる。

 ここで働く従業員は、水商売を面子が無い仕事と考えている。こんな仕事をしているなんて、親兄弟には知られたくない。スナックはたいてい日本料理屋と近接して作られている。これは、お客への便宜もあるが、従業員の親が働き振りを見に田舎から出て来るような"非常事態"に、「私は日本料理屋でまっとうな仕事をしている」というカムフラージュをするためでもある。

 従業員といえども面子を重んじる中国人の一人である事を認識しつつ、節度ある楽しみ方を心がけたいものだ。

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