中国の発展は新社会主義。それって何ですか?

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 今さらいうまでも無いが中国の発展はものすごく早い。上海人は「3ヶ月で街の様子が変わる」というが、実際、半年前に買った地図がもう役にたたなくなるほどだ。

 「裕福になれる人から先に裕福になればよい」という、分かりやすい方針のおかげで、どんどん発展する。社会主義国のはずなのに、株の売り買いもできる。

 「それって、資本主義なんじゃないの?」というと。「前田さん、違うんです。新社会主義なんです。」あはは、"新"と付ければ何でもOKになっちゃうわけ?言葉は使いようだ。その上海人がいうには、「中国は極端な右側も、極端な左側も歩かない。真ん中を歩くのが一番安全。だから中国って言うんです」。社会主義と資本主義のいいとこ取りをすることこそ、中国本来の姿だといいたいらしい。

 中国の職場は人の出入りが結構激しい。日系企業に入社する中国人は"哈日族"(日本大すき族)だという理由ではなく、雇用の安定と福祉の充実が魅力だからだ。昔の中国国営企業が消滅して、空席になった「生活まるまる面倒見ます式」のポジションを、日系企業が独占している。裏返していえば給料は欧米企業に比べて安いのが不満。結局、優秀な人から出ていってしまうことになる。

 成果主義なんて旗を掲げながらも、新しい人が入ってきたときに、古くからいる人と給料が逆転しないようにと「細かい心配り」をする日本人的発想は、欧米寄りの労働価値観を持つ中国人には、奇妙に映る。

 「年功序列」は、"日本人が中国に持ってきた社会主義システム"ととらえられているのだ。いや、日式新資本主義というべきか?

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