くっついちゃえ_中国の人間関係と距離感

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 肩が触れ合うほど、というと日本語ではせまい、というイメージがあるが、中国では違う。距離感というのは民族によって大きく異なるのだ。

 他人との適切な距離は、ラテン系以外の欧米人>日本人>中国人という順番に近くなる。親しい友人と話すとき、欧米人では手を振りまわしても相手に当たらない程度の距離がちょうどよい。日本人は肩が触れるのは近すぎるが、手が届く範囲で話しをしたいだろう。

 中国人は体が触れるのは平気。肩を寄せ合ったり、背中に胸をくっつけて話すのは、仲間同士であれば、特別な関係で無くても、同性間でも異性間でも普通に行われる。

 この事を頭に入れていないと、何かと誤解の原因になる。相手が自分に体をくっつけてきたとしても、こちらに「その気」があるわけではなく、せいぜい友達の範囲だ、という事である。だから、日本の友達範囲、肩がふれない程度の距離を保たれていたら、まだ、友達にもなっていない、ということだ。

 頭ではわかっていても、身に着いた距離感覚は、なかなか切りかえられないものだ。相手に体をくっつけられると、ちょっとひいてしまいそうになる。考えてみれば欧米人が日本人と話すときも、「なんでこんなにくっついてくるんだ」と、本当は思っているのだろう。異文化間での友情を築くためには、欧米人が我慢してくれているのと同様に、日本人もちょっとは我慢しなければならない。

 親密になったとしても、日本人の「友情表現」の一つ、平手で相手の肩などを叩く、というのは、欧米でも中国でも歓迎されない。

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