中国のサントリーウーロン茶には、なぜ砂糖が入っているのか

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 あなたは砂糖入りのウーロン茶を飲んだことがありますか?本場中国にはそれがあるのだ。

 エスキモーに氷を売る、を実現した形のサントリーのウーロン茶。本場中国でがんがん売っている。1990年、中国メーカーに先がけ上海で販売開始したウーロン茶の成功のおかげで、サントリーのブランドは中国で非常に高く、ビールもサントリーが強い。かつて、「ウーロン茶といえばサントリーのこと」というCMがあったが、あれば誇張でもなんでもない。

 もちろん、日本人も安心して飲めるのだが、一点だけ注意が必要。サントリーのウーロン茶には、「砂糖入り」タイプと「砂糖無し」タイプがある。砂糖入りのほうには"低糖"、砂糖なしには"無糖"と表示されている。ところがこの"無糖"がクセモノ。中国の漢字、簡体字で書かれているため、ぱっと見ると日本人には何のことかわからない。 「低糖」でないのなら、砂糖が多いのじゃないか、と思って、いつも"低糖"のほうを飲んでいたという先輩がいた。「前田君、本場中国のウーロン茶は砂糖を入れて飲むんだよ」。

 ところがレストランや茶店で出てくるウーロン茶には砂糖が入っていない。これはどういうことか?本場中国ではウーロン茶に砂糖を入れるのか入れないのか?

 実は中国では、砂糖入りの飲み物→有料の飲み物、砂糖なしの飲み物→無料の飲み物、というイメージがある。サントリーが市場に導入したとき、それもスーパーで売り出そうとしたとき、砂糖なしタイプだけでは受け入れられないと考えたのだろう。中国人に、瓶入りの冷たい茶を買わせるためには、砂糖入りタイプがどうしても必要だったのだ。

 さて、この"低糖"と"無糖"の区別、何か引っかかりませんか?"低糖"っていうぐらいだから、どこかに"高糖"タイプもあるのかもしれない。まだ見たことはないけど。

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