上海出張の掟

1.文化、対人関係の掟

人前では絶対に叱り付けない。
叱るときは、他の人の目が届かないところで、二人きりになったとき。
ほめるときは、他の人の前でほめる。
(面子を大事にする国民性)

定時になったらさっさと帰宅するのが常識
日本のようにだらだら職場に残り続けるのは非常識。
残業して欲しいときは、前もって言っておく。
帰りに、会社のバスで帰る人が多いので。
本人の帰りの足があることも確認すること。
(ほとんどは中国人同士でうまく調整できる)
顔が似ていて漢字を使うが、外国人
仕事に対する価値観は、日本人より、アメリカ人に似ている。

年上は大切にされる
老人ほどよいとされる。
最近ではそれほどではないが、昔は女性でも年上に見られるほうが良いとされた。
日本では通じる「お若いですね」のほめ言葉は、「年齢の割りに幼稚ですね」ととられかねないので、相手の反応を見て使い分ける。
特に男性への場合に注意。
最近の女性は、若くいわれて喜ぶ人も増えている。

中国人は、給料の話なども普通にする。日常会話。
「昨日何食べた?」と同じ感覚。タブー感覚なし。
日本人がたくさん給料をもらっているのは世界的に有名。
給料が多い話になったら、直接には答えないで笑ってごまかす。
代わりに日本の物価の話をする。
例にあげるなら、映画館の入館料の話など。高すぎるので驚く。同情される。

タバコを勧められたら
たとえすわなくても、もらっておく。
タバコを差し出すのは友好の挨拶と同じ。
「友達になりましょう」といわれて、それを無視する(タバコを受け取らない)のは宣戦布告と同じ。
女性にタバコを勧めることは普通はない。

中国人は大声で話す
(不正をしていない証拠に大声で話す)

食事の接待を受けたときは、最後の皿に手を付けない
(接待が足らないと思われて次の皿が出てくる)

お茶は葉っぱごとコップに入れて出す。
茶葉が沈むのを待ってから飲む。歯をうまく使ってこして飲む。
(良い葉を使ってますよ、と客に見せる)

2.出入国の掟

入国審査
検疫証明書(白色)と入国カード(黄色)が必要
入国カードには、漢字、英語両方があるが、日本人は英語の方に書くのが基本。
飛行機の中で配ってくれるが、旅行社が事前にくれることもある。
両方とも、パスポートナンバー、中国での滞在先の記入、サインが必要。
英語記入でも、ホテル名などは、漢字で書いてもOK。
書類に不備がない限り、入国審査で質問されることはない。(通常出張の場合)
何か言われたら、書類に不備があるんだと思えばよい。

出国審査
恐ろしく時間がかかる。少なくとも30分は必要。
慣れるまでに、1時間前に出国審査の列に並ぶぐらいでちょうど良い。
これは仕方がない。

ニセモノ
個人使用でも日本への持込はできない(建前)

ペットボトル持込
飛行機内への持込は禁止。のはずが、最近はなし崩し。
ペットボトルにガソリンを入れて機内でばら撒こうとしたヤツがいたらしい。
持ち込まないほうが賢明。
同じ理由で、お酒などビンもだめ。
チェックイン時にカウンターに出せば、別に梱包してくれる。

両替は、銀行、ホテルともレートに大きな差はない
銀行窓口は日曜日も開いているところが多い。
両替には1)パスポート、2)ホテルの住所が必要。
両替したら、レシートを持っておく。
帰国時に日本円に換えるときに必要。
必要以上は換金しない。
1週間なら2千元もあれば充分。
日本円に戻せるのは、レシートに記載された(日本円から中国元に換えた)金額の半分まで。
ホテル清算時などに、タクシー代などをのこして使い切る。

タクシーは黄緑色の「大衆(ひとがしらに人人)タクシー」が安全
運転席横の登録証に書いてある星の数が運転手の技量、サービスの良さを表す。
騙されないようにするには、登録証の番号を控えること。振りだけでいい。
レシートは必ずもらう。何かあったら、連絡できる。

3.食事の掟

飲食物
暖かくして食べるのが基本。飲み物も、基本的には熱い状態で飲む。
冷たいウーロン茶を期待してはいけない。
どうしても冷たいお茶を飲みたいなら、コンビニやスーパーで自分で買っておく。
まともなレストランで、「冷たいウーロン茶」など頼んではいけない。
ラーメン「麺」は簡易食で、まともなレストランでは出さない。
チャーハンも位は下。家庭料理に入る。レストランでは出すところもある。
その代わり餃子は位が上。水餃子が基本。
焼き餃子は位が下で、レストランでは普通出さない。
白いご飯は頼めば出てくる(米飯)。

朝食、昼食には粥も食べる。晩御飯では粥は食べない。

お茶
お茶は中国人は大好き。おいしい。
コーヒーは中国では飲まないほうが無難。
どうしてもおいしいコーヒーが飲みたいなら、
スターバックス、上島コーヒー
に行くしかない。

日本のラーメン
高級料理として中国の「麺」とは別扱い。

食事のマナー
絶え間なく話し続けることが良いとされる。
正式な食事になるほど時間をかける事。2時間はかかる。
席順は一番奥が主賓(第一ゲスト)、主賓の左にホスト、ホストの左に第二ゲスト。
ホストの反対側(入り口)に第2ホスト、その隣が第三ゲスト。
あとは適当でいい。
最初にホストが自分の取り箸でゲストの皿に料理を取り分ける。
主賓が箸を付けるまでだれも食べられないので、
乾杯の挨拶の後、ホストが皿に料理を盛ってくれたら、食べる。

4.そのほかの掟

電話
国際電話:50元からの電話カード(中国電信のICカード)を使って公衆電話からかけるのが安くて便利。
なければホテルからかけるが、かなり割高。

日本に手紙を出す。
郵便局(日曜日もあいているところが多い)で「ダオ・リーベン(到日本)」
といえば切手を売ってくれる。

「まっすぐ行ってください。」"一直走"yi1 zhi2 zou3
「右に曲がってください。」"往右拐"wang3 you4 guai3
「左に曲がってください。」"往左拐"wang3 zuo3 guai3
「すぐそこを左に曲がってください。」"馬上左拐"ma3 shang4 zuo3 guai3
「あそこです。」"那里"na4 li
「ここです(ここで停まって下さい)。」"這里"zhe4 li
「着きました。」"到了"dao4 le
「高架道路を通ってください。」"高架"gao1 jia4
「レシートをください。」"要発票"yao4 fa1 piao4

日本語→中国語(普通語)→上海語の順番。
おはよう→ツァオシャンハオ→ツォー、
こんにちは→ニーハオ→ノンホ、
さようなら→ツァイチェン→ツェウェ、
ありがとう→シェシェ→シャヤノン、
上海→シャンハイ→サンヘ
日本人→リーペンレン→サッパンニン、
壊れた→ファイラ→ワッタラ、
頭が悪い→メイナオツ→ノーツワッタラ、
わかった→ミンパイラ→ショッタラ、
そんなばかな→?→ハカンパカン、
すごい→リャオブチイ→チェコン、

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