トルコ紀行 1 エフェソス

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 イスタンブールから遥か南、イズミールからさらに南に下った、エーゲ海に面したエフェソスでは大規模な遺跡を見ることが出来る。エーゲ海ってなんか響きが良いですね。

 資料によれば、現在目にすることが出来るのはBC3世紀からAD5世紀の都市だが、少なくともBC16世紀〜11世紀にギリシャからの移住者によって建てられていたという。

 ローマ時代はアジア州の都として栄えた。アジアってトルコまでの広い範囲なんですね。トルコはシルクロードの西の端。

 歴史に登場する人物達もエフェソスが重要な町だったことを物語っている。アレクサンダー大王、ブルータス、アントニウス、聖パウロ、聖ヨハネ、聖母マリアまで登場する。

 キリスト教が伝えられるまで、女神アルテミスが崇拝されていた。アルテミス女神像は女性の豊潤さを強調した姿をしていて、何前年もの間信仰されてきた。簡単に言うと、女性の胸から腹にかけて、無数の乳房状の物(牛の睾丸という説が有力らしい)があるのが特徴。

 遺跡の発見は、大英博物館のために行われたイギリスのWoodによる1869年の発掘調査でなされた。ヨーロッパに限らず、世界の遺跡から発掘された重要な部分の多くは、大英博物館で見ることが出来る。だから、イギリスからわざわざトルコまで遺跡を見に来ていた私達は、「本物は大英博物館にあります」という、皮肉まじりの説明を受けることがしばしばだった。

 広大な都市には、円形劇場、神殿、広場(アゴラ)、各種商店、浴場、さらには巨大な図書館跡などがある。浴場の近くには古代の公衆トイレまで備え付けられていて、娯楽施設となっていた。

 エフェソスは天然の港である入り江を持ち、エーゲ海を行きかう交易で繁栄した。説明によれば、クレオパトラとアントニオも海岸沿いの道を歩いたらしい。

 石畳の道を歩いていると、地面に足型、女性の顔そしてハートの絵が描かれているのを目にする。娼婦の館を指し示す"看板"だったという。

 繁栄を極めたエフェソスも、幾度かの戦争、そして堆積物による港の浅瀬化により、次第に衰退していった。

エフェソス(PC用画像)


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