みあーるじぇん北京 北京大学短期留学 日記

一番下へ

 到着日(2月27日)

 午後の飛行機で中国へ。今日は移動だけだ。

 煙台での経由便。煙台で一旦降り、検疫と入国審査(簡単)を済ませる。ここでは荷物は取りださない。飛行機を降りたところで「北京行きか?」と聞かれる。そうだというと、再搭乗の券をもらえる。30分ほどして今降りてきた飛行機に乗りこむ。機体は同じだが、国内便だ。

 北京では入国審査は無いが、荷物の通関がある。順路に沿って歩くと途中から割りこむ形でターンテーブルに着く。

 特に頼んでは入なかったが、北京大学からチャオさんが迎えに来ていた。「空港までの出迎え料」8000円は払っていなかったので、一瞬、迎えの車に乗ったら払わないといけないかとも思ったが、中国の「随便」の発想からすると、これはただでのれるはず。

 空港で他の留学生、Yさん、Hさんと合流してホテルへ。

 ホテルでチェックインした後、先に到着していたNさんも合流して一緒に食事を食べる。

 他の留学生は現役の大学生なので、私の半分ぐらいの年齢だ。
ベッドに入ったのは12時を少し回っていた。疲れた。

北京大学留学画像再搭乗券

再搭乗券

北京大学留学画像ゲストハウス

宿泊・ゲストハウス 

 留学2日目(2月28日)

 クラス分け。といっても試験も何も無い。中国語を学習した時間と自己紹介の様子で決めるようだ。簡単に自己紹介をする。ちょっと緊張。先生方の紹介があったが、やっぱり生の中国語は早くてほとんど聞き取れない。これから先、大丈夫なんだろうか?

 初級は北京大学を引退された穏やかな林老師、中級は現役ばりばり高校国語(=中国語)教師の金老師。

 午後は大学構内の説明。とにかく広い。何でもそろっていて、まるで一つの街だ。1ヶ月ぐらいなら敷地の外に出なくても何の問題も無いだろう。食堂(無数)、映画館、スーパーマーケット、飛行機・汽車のチケット売り場、郵便局、銀行(多数)、病院など。

 未名湖は北京大学の有名な湖「まだ名前がない湖」という名前だ。湖面には厚く氷が張っていた。北京は寒いと聞いていたが、その通りだった。

 朝食はホテルで食べる。前を歩く中国人に着いていったら、何かの会議の参加者食堂に紛れ込んでしまった。周りは見ず知らずの中国人だらけ。今さら出るに出られず、そのまま朝食を取る。結局タダ食いしてしまった。

 お昼は歓迎会。北京ダック。午後は自由行動。家族に手紙を書く。国際電話を掛けるために電話のICカードを買う(50元)。17909を先に回すと、格安のレートで国際電話が掛けられる。

 夜は火鍋。鍋に煙突が立っていて、煙突の下で炭を焼く北方鍋。火鍋の具で初めて骨髄を食べた。

北京大学留学画像コンビニ

コンビニ

北京大学留学画像構内郵便局

郵便局、銀行

北京大学留学画像歓迎会北京ダック

歓迎・北京ダック

北京大学留学画像火鍋

火鍋

 3日目(3月1日)

 授業開始。教科書は「走進中国」。初級は1課から、中級は5課からスタート。先生の発音が聞き取れず、「不明白」を連発するが、嫌がらずに教えてくれる。教科書の内容よりも難しいいいまわしを使って説明するので、理解するのはかなり難しい。でも、覚えなきゃ。楽しに来たわけじゃないんだし。

 発音はさすがにきれい。語尾のer化は聞いていた通りで、ちょっと小さいものには何でも語尾にerを付ける。"明天見(またあした)"も、"明er(ミアール)見"。発音は何度も直される。話し始めの音が、はっきり発音しようとつい力が入るので注意される。話し出しの音は軽く言うようにと。聞いたことも無い語気助詞を習う。脳みそ溶けそうになる。動詞を二つ持つ連動文などを学ぶ。

 留学生のHさんが具合が悪いというのでホテル近くのスーパーでお昼ご飯のパンを買って行く。おかげで自分の食事時間が無い。米で作った麺の料理を食べる。3.5元。空港で買っておいた7徳ナイフがお箸がわりになる。午後は北京城の歴史の勉強。夜はホテル近くで中華料理。

北京大学留学画像授業風景

老師、その説明が、不明白・・・

北京大学留学画像麺

・・・麺です

北京大学留学画像七徳ナイフ

必需品です

 4日目(3月2日)

 授業はずいぶんわかるようになった。雑談で、昨日食べた餃子が何であんなに多かったかがわかる。何か数字を言っているなあとは思っていたのだが、実は1斤か2斤かと聞かれていたのだ。食べたのは4人で2斤(1Kg)。普通、一人当たり2両(100g)ぐらいでいいらしいので、2倍以上の量だったわけだ。1斤=500g、1両=50g。
雑談知識:昼食に粥を食べない理由。消化が良すぎておなかが減るから。再、hai2(環)、又の使い分けの勉強など。

 午後は自由行動。天安門広場。広い。広すぎる。故宮の閉門時間は早く、4時でもう入場ができないためあきらめる。王府井に行く。小吃城で、蛙などを食べる(蛙=虫を捕る有益な動物なので、売られているのは養殖の蛙のみ)

 行きはバス726線で前門まで1時間20分(2元)。帰りはタクシーで30分(45元)。

北京大学留学画像粥

粥・静かなブーム

北京大学留学画像天安門

天安門

北京大学留学画像小吃城

小吃城

 5日目(3月3日)

 授業開始時の雑談、「昨日はどこへ行ったか」で1時間20分費やす。教科書の内容はとても簡単だが、質問をすると、ずっと難しい中国語で説明される。日本で使っている教科書を見せると、例文にあった「パパはママを怖がる」を、先生がやたらと面白がる。ツボにはまったみたい。「テレビドラマで見る日本と、現実の姿は違う」と説明すると、中国でも同じだという。

 正好(折りよく、あいにく)、好容易(やっと、ようやく)、好不容易(やっと、ようやく)の使い方などを勉強。

 勺園の韓国料理レストランで昼食。久々に脂っこくない料理。午後は自由。大学内を散策。凍った未名湖の上に立つ。お土産を買う。

 中国東方航空のチケットをリコンファームする。なかなかつながらなかったり、「日本語は5を押してください」のメッセージを無視して3を押さないといけない等で、電話の前で悪戦苦闘。

 夜は雑技鑑賞。皿回し、こま回し、自転車乗りなど。朝陽劇場(朝陽区東三環北路36号)。

 晩ご飯はスーパーの前の「老家肉餅北大店」で火鍋。白湯、ごまダレ。4人で食べてビール飲んで30元。

北京大学留学画像未名湖

未名湖に立つ

北京大学留学画像雑技

自転車も高いので、皆で乗ります

北京大学留学画像老家肉餅北大店

老家肉餅北大店

 6日目(3月4日)

 雑談ほとんど無いうちに教科書。文法で苦しむ日となった。聞き取りと文法のダブル攻撃。

 結果補語の勉強。使う動詞によって"再"に続く句の位置が動詞の前に来たり後に来たりする。う〜ん。難しい。

○不能tang3(身尚)在床上看書。
×不能在床上tang3(身尚)看書。
○他們在教室里等我一会er。
×他們等在教室里我一会er。

 お昼は勺園の中西食堂で食べる。西洋料理コーナーもあるとの事だったが、魚のフライが置いてあっただけ。それでもご飯とおかずは別々に出てくるし、悪くはない食事だった。

 午後は頤和園を訪問。そうそう、留学生は学割りが効くのだ(北京大学の学生証をもらえる)。20元のところ、10元になる。宿舎から真西に歩いていける距離。広い。西太后が巨費を投じて作らせただけあってものすごい。特に湖の眺めがすばらしい。湖岸に沿って延びる長廊は当時、西太后がここで政治を行ったという場所。廊下の装飾には、西遊記や三国志の物語を描いている。

 夜は思いがけずqiao先生の家に招待されたので留学生の仲間と一緒に訪問。手ぶらではなんなので、スーパーで花束を作って持っていく。55元。こっちは急いでいるのに、店員がずいぶん丁寧に作ってくれるので、こっちは焦ってしかたがない。

 中国人の家はとてもきれいだと聞いていたががその通りだった。玄関(安全の為にと二重扉になっていて、豪華な造りの外側の扉を買い足している)を入ったところで靴を脱ぎ、サンダルに履きかえる。居間兼ダイニングには大きなテレビが置いてある。部屋は日本より少しずつ大きい感じ。床はタイル張り。もし床が絨毯であれば、ちょうど英国の部屋のようにも見えるだろう。お風呂場はシャワー室と湯舟のある風呂と2箇所あるが、いつも使っているのはシャワー室の方。シャワー室にはトイレと洗濯機がある。簡単なカーテンはあるものの、シャワーの後は、そのへん水びたしになる造りだ。食事は鍋料理を頂く。結構遅い時間になってしまったので、帰りはタクシー。運転手が何度も道を間違えたので、あとで思いっきり値切り倒した。

 北京大学留学画像猪八戒

zhu1ba1jie4はチューバッカなのか?

北京大学留学画像頤和園

頤和園

北京大学留学画像頤和園2

頤和園の長廊

北京大学留学画像トイレとシャワー

こんな感じ(この写真はゲストハウス)

 7日目(3月5日)休み

 私は故宮博物院と胡同めぐり。一緒に留学に来たYさんとNさんは買い物に、明日帰国するHさんは「最後だから」と長城観光に出かけたので、各自ばらばらで行動する日になった。

 明、清の両王朝の皇宮であった故宮はとても広い。中国は何でも広く、大きい。よく、日本のツアーで「何々と何々の2箇所をめぐるツアー」とかあるが、そういうのではじっくり見て回るのは無理だ。一見お得なように思えても避けたほうが良いだろう。
今日は地下鉄を使ってみた。地下鉄はバスより混雑している。五道口駅から天安門東まで5元。13号線から、2号線、1号線へと3回乗り換え。切符は13号線のものと、後2本のものとは別々にくれる。特に2号線と1号線は、改札口で切符を渡したら、出口では何も無しに外に出られる。地下鉄は地下を走る1号線と2号線はどれだけ乗っても3元。地上の線(13号線など)は別料金という仕組み。

故宮

 北京の城は、広範囲な北京城、天安門の内側の皇城、午門の内側の故宮(旧名称=紫禁城)の三つからなる。午門をくぐると(ここでも学割りOK)、太和門が見える広い庭にでる。五つの橋が掛った運河は凍っていた。門をくぐると、三層の階段の上に建つ太和殿が見える。階段の周囲には龍の彫り物があり雨水の排水口になっている。雨が強く降る日は、ここから噴水のように水が噴きだすらしい。幾重にも並んだ香炉は、儀式のときに焚き、香りを放つと共に太和殿が雲の上にあるように見せた。龍の子どもといわれる亀に似た動物の像には、重さに耐えられるという意味と、贔屓=長寿の意味とがある。金ぴかの玉座を一目見ようと、ものすごい人が集まる。まるでバーゲンセールの売り場のような混雑だ。屋外には消火用の水がめがあって、欧米人がしきりにシャッターを押していた。実は紫禁城は火災で焼け落ちたことがあって、仕方なく焼け残った廊下で政治を行った。その後、「廊下で政治を行う」ことが一つのスタイルになったらしい。前に訪問した頤和園でも西太后が長廊で政治を行ったという。

 少数民族の接待などに使われた中和殿。屋根の形は天が丸く地が四角であることを象徴している。中和殿の周りには龍の彫刻が並んでいて、中国人がしきりになでるので、表面が削られて金ピカになっていた。

 乾清門をくぐると、乾清宮、交殿内廷にでる。皇帝が日常生活する宮殿の乾清宮、皇后の坤寧殿、皇后の誕生日を祝うなどした交泰殿がある。交泰殿には印章が保管されていて、中国人が熱心に写真を撮っていた。

胡同めぐり

 鼓楼から辺り一帯の家々を回るJTBのツアーに参加した。半月ごとに叩く太鼓を替えて、全部で24の太鼓で季節の移り変わりを告げる。向かいにはかつて時間を告げていた鐘楼がある。中国語の"・・分鐘"はこの鐘からきたのか?

 鼓楼の最上階から北京市内が一望できる。足元には胡同の屋根が連なり、故宮に目をやると、中軸線が続いているのがわかる。違う角度からは湖(后海)が見える。バーなどが立ち並び、今や北京でも一番にぎやかな夜の街らしい。モンゴル人が住み付いた街なのでジンギスカン料理などがある。

 鼓楼の前の広場では観光客が太鼓に合わせて踊っているのが見える。三輪自転車に乗って胡同(横丁)をめぐる。胡同の語源はモンゴル語の井戸という言葉らしい。

 家々の門にはいくつかの特徴がある。扉の上に突き出た飾りは「眉」と呼ばれ、門の階段の数と共に、貴族とか一般市民とかの、家柄の差をを表していた。扉止めの石は、大工とか官僚とか、その家の職業を表していた。一軒の家を訪問する。正月の飾り用の切り絵師をしている家だ。四合院づくりといわれる建てものは四角い庭を囲むように建っている。本来は奥にあるのが夫婦が住む母屋、左右には兄弟の住まい、手前は台所などだったという。若い人達は近代的で便利な家に移りたがるので、胡同は老人が多く住んでいるという。

 三輪車の師傅(運転手)とおしゃべりしながら帰る。冬、雪が降っても仕事だそうだ。

 JTBで頼んだツアーは、日本語のガイドが付くのとホテルまでの送迎が無料なのが便利な点(もちろん、その分高いが)。帰りは車の運転手とおしゃべり。「北京には何でもある」"什me事er都有"のer化の発音が聞き取れずに何度も聞きなおす。日本の温泉の話などする。仲良くなったので「一緒にお茶買いに行こうか」とか誘われたが断った。おしゃべりに無中になると車のスピードが遅くなる。やたらと「北京の女性はきれいか?」と聞いてくる。聞いてどうするんだ??

 胡同めぐりは貸し自転車でも回ることができる。前門のレンタル自転車屋は5元から利用できる。

 おなかが減ったのでマクドナルドで三角包というのを食べる。"等一会er"と言われたが、またer化した発音が聞き取れず、何度も聞きなおしてしまう。er化に慣れていないと、聞き取りは難しい。

 前門商店街から横道(大柵欄=大きな柵)に入ると、いかにも中国という景色になる。決して衛生的とは言えないが、こういうのもOKな人にはたまらない通りだ。日本人はぐっと少なく欧米人が多いのも、中国らしい特徴があって安い商品など、魅力がいっぱいだからだ。レトロな雰囲気があるお店、天海で食事(英語メニュー有り)。牛肉ラーメンとビール一本で11元。

 帰り道で前門大街と平行に走る道を通ってみた。ありました、にせもの市場。店のお姐さんと駆け引きやってたらつい買わされてしまった。「にせものなんか売りませんよ、本物のにせものです」、ってそれどっちだ?(どっちにしろ本物のはずは無いけど)

北京大学留学画像地下鉄

地下鉄は早いのが人気

北京大学留学画像香炉

香炉

北京大学留学画像エンペラーの視点

エンペラーの視点

北京大学留学画像龍

撫でてピカピカ

北京大学留学画像紫禁城

紫禁城の庭で

北京大学留学画像胡同1

門の飾りには意味が

北京大学留学画像切り絵師の家

切り絵師の家

北京大学留学画像踊り

踊らにゃソンソン

北京大学留学画像三輪車

三輪車の師傅

北京大学留学画像マクドナルドで

マクドナルドで

北京大学留学画像天海

天海で

北京大学留学画像大柵欄

怪しげな大柵欄

 8日目(3月6日)休み

 朝ご飯は、ショウロンポウ(小龍包)と豆jiangで合計4元。

 早朝、一週間の留学を終えて帰国するHさんを見送った。

 留学期間は、いつからいつまでという、全体のスケジュールは決まっているが、留学する人の都合に合わせて開始時期、帰国時期は比較的自由に設定できる。留学中は、京劇、雑技鑑賞などのイベントがあるので、長くいる人ほどそういうイベントに参加するチャンスが多い。

 留学仲間のYさん、Nさんと動物園に行くことにした。北京動物園の人気動物はパンダ。パンダは上海でも見たので、それほど感動もしないだろうと思ったが、これが期待以上に面白い。

 動き回るのだ。パンダは昼からは寝る動物らしくて(うらやましい)、パンダを見るなら午前中に訪問したい。5頭ほどいた内の半分はすでに「お昼寝中」だったが、一頭は笹を食べていて、もう一頭は食後のお散歩中。食べている顔も、歩きまわる姿も実にかわいらしい。意外に動きは機敏で激しい。笹を食べるというよりは、むさぼり食うというスピード。食べるだけ、歩くだけでカメラのシャッターが押されつづける。

 他にもいろんな動物がいる。ツキノワグマ(黒熊)はお客からコーラをもらっていた。芸をするツキノワグマだ。コーラを見せて「ヂュアン、ヂュアン(回れ回れ)」というと、立ちあがって回りだす。そしてコーラをもらう。中国の動物園はどういうわけかお客が食べものを与えるのを黙認している(「物を与えるな」という看板もあるにはあるのだが)。それにしてもすごい。何がって?ツキノワグマでさえ中国語を理解しているってことが(ってことは私は熊以下なのか?)

 動物園の横のカールフールで買い物。ピザハットに行く。値段は実際には日本より安いのだが、すっかり北京の金銭感覚に慣れてしまった身には、ずいぶんと高く感じる。それでも中国人客がたくさん入っていたのには、ちょっとびっくり。

 夜はゲストハウス(ホテル)近くの喫茶店でカレーライス。チキンが異常に冷たかった以外はおかしなところは無かった。

 この喫茶店(フレンズ)は、このあと私達の予習室になることになる。

北京大学留学画像ショウロンポウ

朝ごはん

北京大学留学画像パンダ

笹を貪り食うパンダ

北京大学留学画像ツキノワグマ

中検2級とみた

北京大学留学画像フレンズ

ゲストハウス横のフレンズ

 9日目(3月7日)

 雑談で雪だるまの話しをしていたら中国の政党の話まで話しが脱線して行った。中国共産党以外にも、いくつもの政党(在野党)があるそうだ。

 動詞+的の構文。次の文で正しいのはどれ?

1 我在東京出生的。
2 我出生在東京的。
3 我是在東京出生的。
4 我是出生在東京的。

答えは3と4。
1も口語ならOK。
1には動詞がない。"的"は動詞の後に付けて名詞を作るので、"出生的"は名詞。従って正しい文章にするには"是"が必要→3が正しい。
1が口語でOKなのは、
○我在東京出生的人。の人を省略したと考えることができるから。
○我教書的(老師)。
○我是教書的。
の関係と同じと考えてよい。
3と4では、強調している部分が違う。"是"の後には強調したい語句をおくから、4では"東京"を強調する文章になる。
疑問文で考えると、次のようになる。
○爾出生在na3er?→"在na3er"は補語と考える。
○爾是出生在na3er的?→"在na3er"は補語と考える。
○爾在na3er出生?→"在na3er"は状語と考える。
○爾是在na3er出生的?→"在na3er"は状語と考える。

 今日から留学第二陣がやってきた。1週目からスタートする人と、1週間遅く始めて、途中から合流する人との初顔合わせがあった。お昼は歓迎の北京ダック(私達先発チームはこれで2度目の北京ダックになる)

 午後は天壇公園。皇帝が天を祭るために作った建造物が並ぶ。中央の道は天のための道で、皇帝すら通る事ができなかったという。建造物も立派で見応えがあるのだが、公園でくつろぐ北京人も興味深い。二胡を弾いて歌う老人達、小鳥のえさになる木の実を集めるおばあちゃん、小鳥を入れた籠を持って集まる老人や、たこあげをする人達。

 晩ご飯はバス停近くのラーメン屋で食べる。バスに乗るために小銭が必要だったからだ。バス代はせいぜい1元か2元。10元札を出すと「お釣りがない」といわれるところへ、財布には100元札しか入っていなかったからだ。水餃子5個とチンジャオロースにビールで9元。安い。「この店の得意料理は何ですか」と何度も聞くが通じない。そんなものは多分ないのだろう。

北京大学留学画像天壇公園

天壇公園は北京人の憩いの場

北京大学留学画像北京公園西門

北京大学4つの門のひとつ、西門

北京大学留学画像ゲストハウス近くのスーパー

ゲストハウス近くのスーパー

 10日目(3月8日)

 今日から第2陣と合流して授業開始。「できる人のスピードに合わせてすすめる」金老師のスパルタ教育で、授業がめちゃくちゃ早く進みだした。

1・いつも・・だ、を表す"老"
2・"是"の使い方。1)判断、2)強調。見分け方は"是"を省略しても文章が成り立つ場合は2)の強調。成り立たなければ1)の判断の使い方になる。
3・結果補語の位置
○下完雨→述語+補語+客語(目的語):結果補語は動詞のすぐ後に付ける。
×下雨完
例えば
○喝醉酒:酒を飲んで酔っ払った。
4・最好の使い方。1)最も良い、2)提案を表す。
5・反語文の"能不(是)・・ma(口馬)"と
疑問文の"不能・・ma(口馬)"の違い。
反語表現"不是・・ma(口馬)"の使い方。
"不是"の後の部分を肯定、強調する。
他不是很努力ma(口馬)。=他很努力。の強調。
6・因為、所以の使い方。因為、所以の片方、または両方を省略可能。
○我喝了半天酒,我醉了。
7・北京語のer化の例。
明天→明er
今天→今er
8・"看来"「見たところ・・のようだ」の使い方。

 このあたりで一番おいしいという中華料理屋、東来順に行く。基本は火鍋だが、人数も少なかったので一品料理を頼む。なるほどおいしい。野菜炒め、肉料理と酸辣湯で一人24元。燕京ビールの「純生」をすすめられたので飲んでみた。普通のビールの3倍の値段がする以外には、特に違いは感じられなかったけど。この店は中国では珍しく笑顔で応対する。現地の北京人ガイド一押しの店。

 授業が早く進んで大変なので、夕食後、Yさん、Nさんと喫茶店「フレンズ」で予習をする。店は二人の姉妹が取りしきっている。お客が少なく手があいているときは、妹のロンビンが私達の補導(補習を助ける人)役になる。「グリーンティーコーヒー」という不思議な飲み物を頼む。

北京大学留学画像東来順

東来順 ゲストハウスから西へ10分

北京大学留学画像グリーンティーコーヒー

ナゾのグリーンティーコーヒー

 11日目(3月9日)

1・"看来"の復習と補足。"看来"は推量の表現で、実際に見る動作とは直接関係はない。例えば、外から物音が聞こえてくるのを聞いて、「外に人がいるようだ」と推量する時にも使える。
"看来"="看様子"
2・強調表現"都"の使い方。
"都"dou1:1)"全、所有的"と同じ使い方→範囲を表す、2)強調を表す。
形容詞 :天都黒了。
数量 :都夜里両天了。
副詞+動詞+形容詞 :都晒黒了。

 午後、歴史講座で京劇の説明を受ける。京劇の重要な要素に、唱(歌)、念(せりふ)、做(しぐさ)、打(たちまわり)、舞(踊り)がある。男女の役者が演じるわけだが、若い男性、年配の男性、戦士、若い女性、老女、道化など、演じる役割は一度決まると基本的に一生その役を演じることになる。京劇は演じる役(行当)によって動作、発声方法が変わり、奥が深いので技術を習得するために時間がかかるというのが理由の一つだ。化粧のしかたも同じではない。よく京劇で顔中にくまどりをしているのを見るが、これも「浄」という役に限られている。京劇のなかでもこの「浄」が一番複雑な性格を表現しなければならないので、顔に塗ったくまどりの色で、したたかさだとか、強い意思だとか、役周りの性格を表現するのだ。

 晩ご飯はモンゴル焼肉屋、鉄木真で食べる。ここはかなりのおすすめだ。69元でビール、ジュースは飲み放題、火鍋からデザートまで食べ放題だ。味もかなりおいしい。焼き加減、味付けとも他の店とは一線を画していて、コックの腕前を感じる店だ。さらに店員の教育も行き届いていて、ちゃんと笑顔で対応してくれる。中国じゃないみたいだ。誕生日ならタダになる(身分証明書必要)。

 夜、予習しに行くつもりでフレンズに寄ったが、食べ過ぎ飲みすぎでお話にならず、コーヒーミルクティーという不思議な飲み物を飲んですぐ帰った。明日、早起きして勉強しようっと。

北京大学留学画像鉄木真

モンゴル焼肉屋、鉄木真

北京大学留学画像鉄木真

仕事人

鉄木真3

ケーキもおいしいです

 12日目(3月10日)

1・実現した、あるいは実現しなかった結果、あるいは方向。得/不+補語の使い方。
2・"有是有"、何々するにはするのだが、という表現。
3・強調の表現、"是・・的"の使い方。かなり難しい。
さて問題です。以下の文を"是・・的"を使って強調してください。
1)昨天我去了図書館。
2)我大学一年級学過漢語。
3)星期一二班考了口語。

 金老師の旦那(馮)さんにお願いして、お茶を買いにいった。通称、北京第一茶街というお茶関係の店が立ち並ぶ大通りから一本横道に入ると、表からは見えない広場にでる。「外国人はまずここには来れないよ」という。龍井茶(緑茶の一種)、ウーロン茶(半発酵)、プーアル茶(再発酵茶、黒茶の一種)、ジャスミン茶、大紅袍(たぶん紅茶の一種)などを次々に注いでもらう。緑茶から紅茶、黒茶になるにしたがって、色が濃くなる。龍井茶は緑茶の中でも特別で、最初は苦味を感じるが、後に甘い味が残る。ガラスの容器に入れて注ぐのは色と茶葉の形を楽しむためでもある。黒茶は身体を暖かくし、脂肪を減らし、身体の毒を外に出す効果があるらしい。年代がたつほど良いものらしく、15年物を買うことにした。お茶に「陳年」という名前が多いのは、「長い時間」という意味があるから。

 飲んでみて一番おいしかった大紅袍も買う。500グラム880元のが一番おいしかったが、さすがに高いので500グラム520元のものを、100gだけ買うことにした。お茶の重さの単位も餃子と同じで、斤(500g)と両(50g)。餃子を食べ過ぎたときに得た知識が、こんなところで役にたった。お茶の種類でお茶を注ぐ急須の形や材質も変わる。例えば、プーアル茶など、細かい茶葉でいれるものは急須から葉が出ないように、底が深く口が細くなっている。

 332番のバスに乗って中関村の家楽福(カールフール)までお土産を買いに行く。ここのカールフールは地下にある珍しい造り。店の入り口まで専門店が並んでいて、ショッピングモールという様相だ。

 夜はフレンズで予習。キワモノも飽きたので普通のコーヒーを頼む。
「是・・的」の構文がうまく作れず、ロンビンに大笑いされる。頭に来たのでむきになって勉強した。

北京大学留学画像お茶選び

楽しいお茶選び

北京大学留学画像茶杯

最初のお湯は捨てる。茶葉についた埃を洗い流す。

北京大学留学画像カールフール

カールフール

 13日目(3月11日)

1・"快"もうすぐ・・だ、の使い方。
2・"是・・的"の続き。
1)昨天我去了図書館。
○昨天我是去了図書館。→"是"は省略可能な強調表現。"了"を残したままでも良いのがちょっとびっくり。
○昨天我是去的図書館。
2)我大学一年級学過漢語。
○我是在大学一年級学過漢語的。
3)星期一二班考了口語。
○二班是星期一考了的口語。
×二班是星期一考了口語的。→これも意外。
3・量詞の重複で「毎」を表現する方法。
4・正反疑問文の使い方。

 いよいよ授業も今日で終わり。
朝、冷静になってもう一度、「是・・的」構文をおさらいすると、すっと頭に入った。授業でもここの部分は良く理解できた。

 授業中、老師に「前田さんも北京に来て発音がとてもきれいになった」といわれた。中国人はお世辞がうまい。授業が終わると終了証書の授与式があり、私を含め3人が先に「卒業」することになった。
午後は両親に手紙を書いたり、今までの勉強の整理をした。

 夜は京劇鑑賞。前門ホテルで。ロビーに京劇の化粧をした役者がいたので写真撮っていいか聞いてみたら、「10元」というのでやめた。

 京劇は二つの劇を見る。暗闇の中で二人が戦う話しと、天女が降りてきて人間と結婚し、ひと悶着するという話し。どちらも中国人なら知らないひとは入ないといわれるストーリー。だから、話しの展開よりも、ストーリー、場面を、いかに「それらしく」表現するかが鑑賞のポイントになる。
暗闇での戦いといっても、本当に真っ暗にしたら舞台で何をやっているかわからないので、鼻先にいる相手に、あたかも気が付かない様子で、いかにも暗闇で戦っているように見せるのがミソ。天女の話しは、結婚の印にもらった真珠に不思議な力があって、いざというときに振ると助かるというアイテム。話しの全体が、「ドラゴンボール」に似てなくも無いなあ、と思ってみていたら、途中で亀仙人らしき人物(?)も現れてびっくり。

 夜は東来順で食べる。10時の閉店時間に行ったので、「今日はもう料理人が帰っちゃったから、鍋料理しかない」といわれる。火鍋は、料理人がいなくても準備できるものみたい。

北京大学留学画像亀仙人

亀仙人・・・です(右)

北京大学留学画像音楽

音楽、本当は舞台の後ろで演奏

 14日目(3月12日)

 万里の長城観光。ホテルを出る前にズボン下を買う。60元もしたが、「長城は寒い」と聞いていたので、風邪引いてもしゃれにならないので購入する。

 ホテルから1時間弱で到着。寒い、とても寒い。60元を惜しまないでよかった。
長城の駐車場すぐに、博物館がある。北京大学生のNさんに案内してもらう。

 登り口からは右手に緩やかな勾配の女坂、左手に急な勾配の男坂がある。行く先は別々だ。「景色がいいから」という話しなので、男坂へ。歩きだしてすぐ、北京に来てこのかたの運動不足と食べ過ぎの報いを痛感することに。といっても、男坂でも急な坂道は始めの3分の1ぐらいで、そのあとは景色を楽しみながら登ったり下ったりできる。40分も歩くと、「この先行き止まり」と書いた看板までたどり着く。
途中、無数の物売りがやってくる。息があがってるときにやってくる物売りには、むっとする。「ヤスイヤスイ、10ゲン」というので、ポケットに入れていた飲みかけのミネラルウォーターを出して、「一百元」といってみせたら笑っていた。

 夜はNさんが経営している日本食レストランで。これまでずっと一緒だったYさん、Nさんと食事。

 フレンズにもよって、ロンビンにお別れを言う。

北京大学留学画像プレート

世界遺産を証明するプレート(本物?)

北京大学留学画像長城1

途中の建造物は"のろし場"じゃない

北京大学留学画像長城2

ここから先進入禁止

北京大学留学画像ムーンハウス

ムーンハウスで

 

 15日目(3月13日)。帰国。

 無事日本に帰ってきました。国内乗り継ぎ便は、出国のしかたが難しい。国際線のカウンターでチェックインするのだが、出国審査のところに並ぶと、「ここじゃない」といわれる。もちろん、国内線でもない。"S通路"という特別な入り口があって、そこを通ると、なんと免税区画(国際線の出国審査を通ったところと同じ)に出る。入国時と同じように、煙台で降りてまた乗る。この煙台での手続きが、出国審査になるようだ。

 夢のような「学生生活」も終わり、明日から現実社会だ。

 今回は中国語の勉強という観点では、聞く力の大切さを痛感した。また、日中の現役の学生さん達とのふれあいも楽しく、いろいろと勉強するよい機会になった。

 皆さん、ありがとう!中国語の勉強、これからもがんばりましょうね。

おしまい

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KeriMaeda上海