ビッグピット

イギリス(PC)>エッセイ(携帯)ウェールズの旅>ビッグピット

 ビッグピットはロンダヘリテージパークとならんで是非紹介したい場所だ。ウェールズの炭坑跡をそのまま博物館にしている。

 最初は近くの製鉄産業の為に、その後工場、鉄道、船にここの石炭が使われた。1980年2月3日に閉鎖となり、1983年4月にビジターセンターとして再度オープンした。

 最大の目玉は坑道を実際に歩くツアーだ。1時間ほどかけて、以前坑夫だった人が案内してくれる。参加者はヘルメットとヘッドランプ、酸素ボンベを身に付ける。坑道に残ったガスに引火する恐れがあるため、ライターなどはもちろん、あらゆる電気器具、カメラ、腕時計まで、降りる前に係員に預けなければならない。幼児は坑道には入れず、地上の施設のみ立ち入りOK。

 坑道の中にはトイレが無い。下に降りる前に必ずトイレを済ませておくこと。"緊急事態"には説明員のおじさんに頼めば、通常の見学コースからちょっと離れたところに連れて行かれて、「ここでやっといて」と言われる。

 坑道へはかつて坑夫たちがそうしたように、ケージに乗りこみシャフトを垂直に降りていく。ピットヘッドの大きな車輪に掛けられたロープは、隣接する建物の巻き上げ機につながっている。ケージの昇降は昔も今も最も重要な仕事なので、作業をしている人に向けたフラッシュ撮影は禁止されている。中には炭坑全体が換気できるようにするために設けられた2重の扉だとか、坑内で使われたポニーが繋がれていたところだとかも見ることができる。

 地上の設備も加治屋、トロッコ、コンベアや採掘機を修理した場所、坑夫たちが使ったシャワーや医務室等がある。当初は蒸気の力で動いていた機械も、順次電動のものに置き換わっていった。人力に頼っていた採掘は採掘機に代わり、坑道の屋根を支えていた角材は鉄製に代わっていった。

 炭坑の仕事は辛く、危険でもあったが、同時に誇り高い仕事でもあり、石炭はブラックゴールドと呼ばれていた。

 近くには、半分趣味で短い距離だけ走らせている蒸気機関車も有る(もう無くなってしまったかもしれない)。元々はここから産業地帯へ、カーディフベイへと石炭を運んでいたのだろう。

ビッグピット(PC用画像)

Big Pit Mining Museum: Blaenafon, Gwent


英国ウェールズへの旅リンクはこちら 

ケイタイ向け

mうぇーるず屋

PC向け広告

英国商品リンクうぇーるず屋


イギリスエッセイ目次に戻る KeriMaedaWales