誕生石の秘密

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 誕生石。誕生月にちなんだ宝石。男性なら、自分の誕生石は知らなくても、彼女や奥さんの誕生石は知っておきたいもの。さて、この誕生石、驚くことに国によって違うのだ。これはびっくり、じゃない?

 誕生石の由来は「広辞苑」に次のように書かれている。
SONY EBR-S8MS収録 岩波書店 広辞苑 第五版
(前略)起りはユダヤ教の祭司の胸板の12の宝石によるとも、新約聖書ヨハネ黙示録の「新しきエルサレムの東西南北12の門の12の石垣の基礎石」によるともいわれる。1月ガーネット(柘榴石)、2月アメジスト(紫水晶)、3月アクアマリン・ブラッドストーン、4月ダイヤモンド、5月エメラルド、6月真珠・ムーン‐ストーン(月長石)、7月ルビー、8月サードニックス・橄攬石、9月サファイア、10月オパール・トルマリン、11月トパーズ、12月トルコ石・ラピス‐ラズリ。(1912年アメリカ宝石同業組合で決めたもの)
引用は以上。

 起源が古いわりに、決められたのは、ずいぶん最近のことだ。しかもアメリカ中心。性質上、アメリカの宝石商につごうが良いように決められた点も否めない。宝石商のつごうも国によっては違うようで、基本はアメリカの「基準」に合わせながらも、国ごとのバリエーションがある。

 たとえば、日本にはサンゴとヒスイが追加されていて、英国の誕生石には4月に水晶、5月にクリソプレーズ、7月にカーネリアン、9月にラピスラズリが追加されているという。もっと調べていくと、宝石商(店)によって、千差万別なのが現実のようだ。すべてを「採用」しないで、4月の誕生石にダイヤモンドがない、などという場合もある。また、一般に知られているもの以外にも、インドやチベットが起源の誕生石というものもあるらしい。

 宝石は、身に着けて楽しむもので、投機の対象としてはほとんど意味がない。今年100万円だったものが、10年後に倍になっている、なんてことは残念ながらないのだ。だけど、その宝石に込められた記憶、思い出は、お金には代えられないもの。買えるものなのに、お金で買えない価値がある、それが宝石の魅力なのだろう。


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