ビタービール

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 スコットランドのスコッチウィスキーが有名なので、イギリス人はてっきりウィスキー党かと思ったら、パブで圧倒的によく飲まれるのはビールだ。ワインを除けばイギリスは、ヨーロッパで屈指のお酒天国といっていいぐらい、種類も豊富、価格も手ごろと来ていて、お酒好きにはたまらない国だ。

 ウェールズのパブでビールと言うとビタービールを差す。イングランドに行くとエイルと呼ばれる事が多いらしい。ダークビールとかほかにもいろいろあるようだが、イギリスのビールには大きく分けてラガービールとビタービールの二つがあるといって良いだろう。

 ラガービールは日本で普通に飲まれるビールとほぼ同じである。アルコールはせいぜい4パーセントぐらいで冷やして飲まれる。ビタービールは色がもっと濃く、あまり冷やさないで飲む。だから冬はビタービールしか飲まない人も夏はちょっとラガービールにしたりする。ビターと言っても苦いわけではなく濃い味わいがすると言う感じだ。銘柄によって、シャープな味から、マイルドなものまで、ビールの泡のきめ細かさ等ずいぶんと違う。ラガービールのように冷やさないから、味の違いが余計強調されるのかも知れない。ウェールズの銘柄では、HB、ウィッツブレッド、ブラインズ、SA、フラウワーズなどをよく飲んでいた。ラガービール、ビタービールと作り方がそれぞれ違うそうで、日本で梅酒を造るような感じで、家庭でビールを造るセットも売っている。ラガーは3日ででき、ビターは3週間ぐらいかかるという。ビター好きに言わせるとラガーは"化学薬品入り飲み物"だそうである。もちろん事の真相は定かでない。

 いずれにしても、昔水道事情がよくなかった時代には、別に述べるサイダーと並んで家庭でできる安全な飲み物としてビールの存在があった。ビールがこれほど愛されるのには衛生的な上水道がなかなか整わなかったというのも理由の一つのようだ。


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