ブレストその3_直視するべからず

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 どんどん話しが落ちていくような気がするが、続編。英国人で日本語がわかる人は皆無といっていい。それを良いことに、当時、私の職場の日本人(全員男性)は、力仕事ややりたくない仕事をするとき、気晴らしに日本語で猥談に花を咲かせたものだ。

 ある日、上役の一人が大声で私を呼んだ。その人は日ごろから仕事に厳しく、私は何か失敗しては怒鳴られてばかりいた。さて、今度はいったい何事かと思って飛んでいったところ、一人の女性社員が箱から部品を取り出しているところだった。この部品はいつも使っているもので、見たところ異常なところはなかった。

 「どうしました?」と聞くと、「こら、じっと見るな」と意外な返事。「何を・・・ですか?」「胸を」「はぁっ?」。見ると部品を取り出していた女性社員は緩めのタンクトップを着ているだけで、下着はつけていなかった。部品をとるのに、かがむたびに・・・。女性社員と目が会うと、彼女はにっこり微笑んだ。

 次に同じところを巡回に来た時、女性社員はタンクトップの前をすでにテープでとめていた。私はまた上役から呼びだされた。「そらみろ、前田がじっと見るからだ」

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