シャパロン

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 シャパロンchaperon(e)

 今では廃れた風習が、日常英語会話のあちこちにその名残をとどめていることがある。

 たまたま私とアシスタントの女性が休日出勤することになった。別のイングランド人の同僚が、「それじゃ、誰がシャパロンだ?」と言いだした。

 シャパロンって何だ?ニヤニヤしているそのイングランド人に聞くと、「二人が不純異性交友をしないよう見張っている人のこと」(このページは子供が見ても大丈夫ということにしておりますので、オリジナルと一部表現を変えております)。

 失礼な!と一瞬思ったが、すぐにそのシャパロンという風習の方に関心が移った。現在のイギリスには、そんな習慣は残っていない。たぶん。

 それにしてもデートの際に、いちいちお目付け役が付いてくるというのは、いかにも余計なお世話という感じがする。昔のイギリスでは、若い二人にもう一人シャパロンという3人組の姿が街のあちこちで見られたのだろうか?これって想像するだけでもおかしくないですか?

 それぐらいしないとそこここで勝手に不純異性交友が始まってしまう程に風紀が乱れていたのか、あるいは当時の若者は早熟だったのか、反対にあまりに無知だったのか。

 まあ、イギリスのことだからいつの時代にも例外があって、シャパロンの目を盗んでは密会に成功する恋人達も多かったことだろう。

 シェークスピアの国ですからね。何と言っても。


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