イギリスのクリスマス

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 盆と正月が一度に来るという場合があるが、盆も正月もないイギリスでは、その分クリスマスが盛り上がるのは、想像に難くないであろう。正月はまったくないわけではなく、ニューイヤーズディは休日になり、お祝いもする。日本では、クリスマスは、家族、カップルで過ごし、正月は家族で祝うのに対して、イギリスでは、クリスマスは家族、ニューイヤーズディは友人らと祝うようだ。

 もっとも、クリスマスは宗教的な盛り上がりというよりも、待望の長期休暇のそれに見える。気候もよく、休日や行事が目白押しの日本の秋に比べ、イギリスの秋は気候もいま一つで休日もない。ホリディのために働いているようなイギリス人にとって9、10、11、12月と休みがないのはつらい。

クリスマスイブ・クリスマス

 12月24日、25日 家族で過ごす休日。ミサも行われ、聖歌隊も出るが、全国民が教会に押しかけるかといえばそうでもないらしい。実は、私もクリスマスはよく家族でヨーロッパに休日を過ごしに行っていたものだから(イギリスに親戚がいるわけではないので)クリスマスイブをイギリス国内で過ごしたのは一度ぐらいしかない。クリスマスイブは町中もさぞにぎやかだろうと、カーディフ駅からインターシティーでロンドンまで行ったことがある。ところがインターシティーは間引き運転、というかほとんど動いておらずロンドンの町中はいつもの喧騒がうそのように静まり返っている。お店も開いているところはほとんどない。まとまって人が歩いているのを見たのは教会から出てきた聖歌隊ぐらいだった。私ぐらいであった。クリスマスを家で過ごしていないのは。

ボクシングディ

 12月26日 クリスマスの翌日をボクシングデイという(Boxing day)。イギリス人がみんなでボクシングを楽しむ日で、この日だけはいつどこで、誰とボクシングをしてもいいことになっている。というのは冗談で、クリスマスの翌日に配達人などのサービス業の人に贈り物をする日だ。元々は家で働く使用人がクリスマスの休暇を取る時に、ちょっとした実家への手土産を渡した(プレゼントを箱に入れる)日だ。教会に設けられた募金箱(BOX)にお賽銭を入れる日だという人もいる。

ニューイヤーズディ

 これもこの日はイギリスにほとんどいなかったので聞いた話だが、友人知人とワイワイ過ごすらしい。日本では除夜の鐘を鳴らすところをヨーロッパでは花火を上げる。夜中に。テレビで、カウントダウンの後、花火を上げていた東京ディズニーランドのシーンがあったが、ちょうどああいう感じである。

 とにかくクリスマスが近づくと、盛り上がりはすごい。10月も末になると通りには花や月といった電飾が点され、12月にはいると職場の雰囲気も仕事どころではない。机といわず壁といわず所狭しとクリスマスカードが並び、トナカイの頭飾りをして鼻を点滅させている人を前に、計画がどうの事業がどうのといってもどうしようもない。イギリスで事業を成功させる秘訣の一つは、12月に何かしようなんて思わないことだ。

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