飛行機が遅れる

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 ヨーロッパ域内に住んでいて、パスポートを持っている人であれば、飛行機などによるヨーロッパ内の移動は、事実上フリーパスに近い。乗り継ぎ便もたくさんある。ということは、中には定刻に遅れたりする便もあって、乗れるはずだった飛行機に間に合わないという事態もしばしば発生する。

 例えばカーディフからドイツに行くには、ロンドンヒースロー空港まで行って直行便に乗っても良いし、カーディフ空港から、アムステルダムを経由して乗り継ぎ便で行っても良い。乗り継ぎ便のほうが値段が安かったりするのだ。着陸した国で出国せず、そのまま国際線を乗り継ぐ(トランジット=transit)もできる。こうすれば、面倒な入出国審査を受けなくて良い。

 乗り継ぎには、同じ航空会社の便を使うときもあれば、別の会社を乗り継ぐこともある。同じ航空会社を使うときは、初めの飛行機のチェックインの時に、乗り継ぎ便もチェックインできる。別の飛行機会社に乗り継ぐときには、面倒だけど経由地で乗り継ぎ便のチェックイン手続きをする。

 乗り継ぎの時間には余裕をもっておきたい。初めの便が遅れると、乗り継ぎ時間が無くなってしまうことも。同じ航空会社に乗りかえるときは、すでにチェックインしているのでまだ心強いが、別の会社の便に乗りかえるときは、チェックインしていない分、なんとなく心配になる。

 その日もBAから別の飛行機に乗りかえるためにアムステルダムのスキポール空港に降りた。もともと乗り継ぎ時間が短かったのだが、さらに飛行機が遅れた。着陸したときに「乗り継ぎ便に時間が無い方は、地上係員に連絡してください」とアナウンスがあったので、すぐに行った。「次の便まで時間が無いんです」というと、BAの女性係員は、「No problem!」と言って、親切にも私と一緒に次の便のチェックインカウンターまで走っていってくれた。なんてやさしいんだ!

 スキポール空港はやたらと広い。「この先がチェックインカウンターです。」「あ、そう。親切にありがとう」「では、ご幸運を」。最後の"ご幸運"という言葉が気にはなったが、一人でカウンターに行った。チケットとパスポートを渡すと、「ああ、この飛行機はちょうど今、飛んでいったところです」「え〜!」「次のにしますか?」。

 これぐらいのトラブルでビビッていては、欧州ではやっていけない。


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