数え方

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 片手で5、両手で10まで数えられるというのが常識。小指の第一関節から先を1、第一、第二関節の間を2、小指の根元を3、薬指の第一関節から先を4、とすれば、人差し指の根元までで12まで数えられる。これが、12の月、24時間の元になったという説もある。いや、「片手で31までは数えられる」、という人は、二進法に没頭しすぎ。古来中国では、片手で100000まで数えたそうだ。このように時代と場所によって数え方にはいろんな違いがある。

 英国人は、"グウ"に握った状態から、1は人差し指を立て、2は人差し指と中指も立てる、という順番で数えていく。親指から数え始める場合もある。1は親指を、2は親指と人差し指を立てる。「やってはいけないポーズ」で説明したように、人差し指と中指を立てて「2」にする場合は、細心の注意が必要だ。

 中国では、片手で十まで数える。1から5までは英国と同じで人差し指から順に開いて数える。六は親指と小指を広げ「六」に、七は親指を人差し指、中指の先をくっつける、八は親指と人差し指を広げて「八」、九はなぜか人差し指の先をちょっと曲げる、十は人差し指と中指をクロスさせるか、グウにする(石=十と同じ発音)。他にも世界中でいろんな数え方があるそうだ。

 日本人は数を数えるのに、面白い指の使い方をする。レストランで「何名様ですか?」と聞かれて「三人です」と答えるときには、指を三本立てる。それなのに、「今度の休みまで何日だっけ」と考えながら「月、火、水・・・」と指折り数えるときには、一旦開いた五本の指を、親指から折りながら数える。

 世界でも珍しい、自分のためには内向きに折る数え方は、無意識のうちに日本人の性格をあらわしているのかもしれない。


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