ロンドン万国博覧会(クリスタルパレス)

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 第1回万国博覧会はロンドンで行われた。第4回のフランス万博では、アジアなどが初めて紹介されて、画家のゴーギャンなどにも強い影響を与えた。彼が晩年を楽園「タヒチ」に求めたのも偶然ではないだろう。

 名古屋城の金のシャチホコはウィーンで紹介され、ニューヨークではプラスチックが新発明品として紹介された。女性のストッキングが初めて紹介されたのもこの万博。大阪万博では月の石、宇宙ロケットが展示され、科学が未来を変えて行くというイメージを強く印象付けた。「人類の進歩と調和」がテーマだった。私も将来の21世紀に無限の可能性を感じながら育った一人だ。 変わり行く時代に合わせて開かれる万国博覧会。今回の愛知万博、愛・地球博は「自然の叡智」環境がテーマ。キッコロ、モリゾーと一緒に、探検にでかけよう!

 万博は国際博覧会条約によって定められたもの。進歩や将来の展望を示すものでなければならない。紀元前のエジプトやペルシャで行われた「戦利品」の展示が起源だという説もある。

 1851年、ロンドンのハイドパークでアルバート公が開催した博覧会が近代万国博覧会の始まりだ。ロンドンの王立植物園キューガーデンには、巨大なガラスの温室がある。1848年と1860年に建てられた。この温室が、第1回ロンドン万博(Great Exhibition)の、ガラスと鉄の建造物、クリスタルパレスに影響を与えたといわれる。

 ロンドンの喧騒をはなれて数々の植物を見て歩くのは、なんとも気持ちがいい。ドイツからやってきてビクトリア女王と結婚したアルバート公は、始めあまり人気が無かったらしい。もしかしたら、彼もここで気持ちを落ち着かせたことがあったのかもしれない。 


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