親父、お袋、というより、パパ、ママと呼ぶほうが、なんとなく育ちが良いように感じる。なぜか?
パパとママという呼び方が、英語から来ていると思っている人も多いだろう。ところがそうじゃない。特に英国では、パパという単語が使われることはほとんどない。ママでさえ、「大昔の言葉」扱いだ。グラン・パ、グラン・マといえば、おじいちゃん、おばあちゃんのことだと学校では習ったが、これも英国ではまず使われない。グランド・ファーザーまたはマザーという。
米国人にも聞いたが、「パパ、ママは多分、ドイツかどこかの移民が使っていた言葉じゃないかな?あまり使わない」という。調べると、ラテンの言葉には、パパ、ママに通じるものがあるようだ。
「そうか、日本のパパ、ママはラテン語が始まりなんだ」と思っちゃうと、「待った!」がはいる。お隣、中国でもパパ、ママと呼ぶからだ。中国語の語源を調べる気力はないが、日本のパパ、ママが西洋から入るよりも前に、中国から入った可能性もある。
いや、マという発音が、赤ちゃんが自然に発音することばから来ているとすると、自然発生的に生まれたとも言える。意外に日本語なのかも知れない。パパとママの秘密は大人になってもわからない。
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