洗濯物干し

イギリス(PC)>エッセイ(携帯)衣・食・住>洗濯物干し

 洗濯物を干すなら、やっぱりボイラーの上の棚。他にどこに置くというのか?

 樺太より北に位置し、年中うすら寒くて、360日ぐらい雨が降る英国では、お風呂とセントラルヒーティングの両方を兼ねたボイラーの上の空間に洗濯物を置くしかない。

 ボイラー室とはとても呼べない、階段の上や下の小さな隙間に押し込まれたボイラーの上には、なぜかすのこ状の棚が付いている。

 英国では、お風呂や炊事のための給湯やセントラルヒーティングに、温水をよく使う。タイマーで湯を沸かして、タンクにためておく。こうすればタンクにお湯がある間は、たとえボイラーを止めていてもお湯が出る。

 セントラルヒーティングも同じボイラーで沸かすのだが、タンクは中で別になっているようだ。タイマーでセットした時間に暖房用のお湯が沸くと、各部屋のラジエーターをつないだパイプを通ってお湯が循環する。それで、この空間だけは一日中暖かい。

 ここに干さないのなら、部屋干しにするか、禁断の手段、暖房用ラジエーター直接掛けしかない。かなりみっともない。

 せっかく乾燥機にいれても、庭にある傘が裏返ったような物干しに干したのでは、雨にぬれて汚れてしかたが無い。

 お隣の英国人は、雨が降ろうがまったく気にせずに干していた。雨もいつかはやむ。乾いたら取りいれる、と割り切っているようだ。


イギリスウェールズエッセイ目次に戻る KeriMaedaWales