英語と算数

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英語の授業は、日本人が中学校で習うのとはずいぶん手法が違っている。イギリスという島国で使われていた言語が世界の標準語扱いされるようになったのは、かつての大英帝国の繁栄ということも当然あっただろうが、いかに容易に英語を教えるかという研究の成果であるようにも思う。それに比べてといっては何だが、算数についてはもう少し何とかならないかと思う。

英語

小学校に当たるプライマリースクールでも英語の教育について、常に新しい方法、改善が試みられており、その熱心さには感心した。まずアルファベットの教え方が違う。たとえば、"C"は「ク」、"A"は「ア」、"T"は「トゥ」という風に代表的な発音をまず教える。これで"CAT"は「ク・ア・トゥ」と読んで、「キャット」だとわかるようになる。このようにして、絵本でも何でもとりあえずは声を出して読めるようになる。その後で、"OO"を「オオ」じゃなくって本当は「ウー」と読むんだよと例外を教える。

(英語と米語の違い)

算数

プライマリースクールでは、年に2回担任の先生と親の面談があった。先生からは日本の子どもはどうしてこんなに算数が得意なのかと何度か聞かれた。イギリス人にもたとえば暗算が得意な子どもがいたり、日本人だって、算数が不得意な子ども(私もそんなに得意なほうではなかったように)もたくさんいる。しかし、あえて平均的に見た場合、イギリス人が算数が苦手であると言ってしまっても良いかもしれない。端で見ている限り、算数の授業の進み方自体は日本に比べてかなり早いようだ。日本ではこれでもかこれでもかと繰り返し体で覚えるまで練習問題をするのに比べると、イギリスではたとえば先週の授業で一桁の足し算を習ったから今週は二桁と言うような感じですすめられているようだ。従って、授業が進むたびについて行けない子どもが増えるが、できない子が一定のレベルまでできるまで、言いかえると均質的な教育をあまり重要としていないので、悪く言えばほったらかしのような状態になる。断っておくが日本と比べた時に私がそう感じたのであって、そうでない場合も多いかもしれない。大人になれば、電卓もあるし、コンピュータもある。計算のスキル、暗算などは重要でないのかも知れないが、たとえば、"3+5*2"を計算するとき3と5を足して8、8掛ける2で16という風に電卓で計算してしまう人もいて、"5掛ける2を先にやるんだよ"と言うと"はじめからそう言ってもらわないとできないでしょう"と返されたときにはちょっとびっくりした。蛇足だが、算数の文章問題と言うのがまたとても少ないように感じられた。これも日本人の子どもがイギリスの学校で算数ができる理由の一つになっている。言語のハンディが最も少ないのは計算だからである。


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