火災警報

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 先日防災の日とかで職場で避難訓練があった。

 避難訓練と言えば昔は火事を想定していたが、最近の天災続きを反映してか、地震があったとの設定だった。

 詳しくは調べたわけではないが、イギリスでは日本のように頻繁に地震はないようだ。

 カーディフあたりの災害と言えば、たまにある洪水。洪水と言っても道路が水浸しになってバス等が動けなくなるぐらい。民家が被害を受けるという話はあまり聞かない。雪も確かに降るときは降って、その上誰もチェーンなんて持ってないものだから交通がマヒすることもある。が、それもせいぜい年に多くて2、3回ぐらい。交通事故も日本に比べるとずっと少なかったのだが、最近では人口の急増で、昔よりは増加傾向にあるようだ。後は頻繁にある停電。ろうそくや懐中電灯がないと、いざというとき大変だ。

 と言うことで、普通の生活をしているとそんなに危険はないのだが、こと火災となると、やはり用心が必要なのはどこの国でも同じだ。

 イギリスで勤めていた職場にも火災警報器が設置されていて、よく鳴っていた。と言っても、大抵は誤報か誤動作である。

 日本と違う点は、火災警報が鳴ったら、例外無くルール通り建物の外に出る点だ。日本ではややもすると火災警報がなっても誰も外に出ようとしない風潮があるし、ひどい所ではせっかくある警報機のスイッチを切っている所もあるそうだ。

 欧米ではルールに対する厳しさがあるように思う。個人主義だとか、多種多様の人種、宗教が入り混ざっている社会では、社会の最低限のルールがないといざというときまとまりがつかなくなるからだろう。話は違うが、ここ数年で日本の製造業に浸透してきたISO規格なんかもそういったルールを基本にするという考え方から生まれている。

 というわけで、会議中だろうが何だろうがお構いなく、あらかじめ職場ごとに割り当てられている場所に全員外に出る。各職場には、正、副の点呼係がいて、職場の人員、来客に至るまで、調べ上げ、マネジメントに伝える。メンテナンスは、火災警報器が鳴っている場所と状況を確かめ、誤報か本当の火事なのかを調べて同様にマネジメントに伝える。安全が確認されるまでは、たとえマネジメント側の人間でも、中にはいることはできない。

 機械の故障ばかりではなく、たとえばお茶の時間に作っていたトーストから煙が出たりしても警報機が鳴ることがある。この場合は当事者は、後できついお説教をいただくことになる。

 とにもかくにも、月に一回ぐらいのペースで"実地避難訓練"があるおかげで、避難については実にスムーズにいく。


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