フィズバズ

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 FizzBuzz
 どんな国にも、ばかばかしい遊びの一つや二つはある。たとえば酒の席で「負けたら一気飲み」という類の遊びがそう。

 英国にはフィズバズというゲームがある。パブなどで、テーブルを囲んで時計回りに順番に数字をいう。このとき、3の倍数に当たった人はフィズ、7の倍数に当たった人はバズという。そして3と7の公倍数の時はフィズバズと言って、その人のところから逆回転する。

 1、2、フィズ、4、5、フィズ、バズ、8ときて、21のところでフィズバズと言ってそこから逆回り。言いよどんだり間違えたりしたら一気飲み。3や7の数字を変えてやっても面白い。

 最初のうちは本当にワンパイントをあけるが、そんなことずっとやってたら、さすがの英国人も身が持たない。後はまあ、出来るだけ、ということになる。それでも酔えば酔うほどに間違いやすくなり、誰かが「もうギブアップ」と言ってやっとおしまいになる。

 くだらない遊びをもう一つ紹介。空いたグラスの上にティッシュペーパーを一枚広げる。周りをゴムかテープで止める。その上に1ペンス硬貨を置く。また時計周りに順番に、たばこの火でティッシュペーパーをちょっと燃やしていく。1ペンス硬貨の周りに、だんだんと穴が開いていって、ついには細い糸を張ったようになる。

 1ペンスがコップの中に落ちたら、落とした人の負けになる。負けたくないので、わざと大きな穴を開けたりする。負けたら一気飲みだ。

 まだ他にもあるが、なんだか私自身がこんな馬鹿な遊びばかりしてきたことに気がついて、自己嫌悪気味になってきたので、この辺でおしまい。


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