フォーウェディング

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 英国映画、ヒュ-グラント主演。ちょっと大人向けの映画だ。というか、多分大人のほうがずっと楽しく観られるでしょうね。

 英国の結婚式とお葬式の様子が描かれているので、英国人の結婚観とかも含めて、勉強になる。例えば、新郎の友人はベストマンといって、指輪を渡したり、スピーチをしたりと、重要な役目をはたす。スピーチは堅苦しくなく、緊張をほぐすようなものがいいとは聞いていたが、どれくらいまでがその許容範囲なのか、または越えてはいけない線なのか、ということもわかる。

 ストーリーは、友人たちがつぎつぎと結婚式を挙げる中、優柔不断な主人公もついには結婚か??というもの。ラストは、途中から「きっとこうなるんだろうな」と思えてはくるのだが、まさかこうなっちゃうとは!という感じ(え?どんな感じなんだ?)ちょっとほろ苦いかな?

 ミスター・ビーンでおなじみローワンアトキンソン扮する神父は、初めての結婚の儀式で、緊張していろんな失敗をする。新郎新婦の名を取り違えたり、ゴッド(神)と言うべきところをゴート(ヤギ=英国では淫乱の象徴とされる)と言ったり。笑いを必死にこらえる参列者たち。

 一説には、彼が乗っているミニが、ミスター・ビーンのドラマで使われていたものと同じナンバーであるらしい。英国映画は、分かる人にだけ分からせるような、そういう小細工があちこちにちりばめられているのも特徴の一つ。そういうのを見つけて「ははぁ〜ん」とか言ってみたいものだ。

 主人公の恋愛は不思議なほどあっさりと描かれている。その分、まわりで起きる事件や人々の個性、人間関係が鮮やかに映し出されている。英国の結婚に興味がある人はもちろん、英国のジョークで笑い転げたい人も必見の映画だ。


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