ジンジャービール

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 "生活を根本的に変える発明"と話題になったジンジャー。やっと発表されたあの乗り物。まあ、スゴイと言えばスゴイような気もするけど、その後どうなったんでしょうね?"世紀の大発明"以来、少なくとも私の生活は根本的には変わっていないようです。

 ここで紹介するジンジャーは、飲み物のジンジャービール。ビールといっても飲んでも酔っ払う事はない。子供も飲めるイギリスの発酵ソフトドリンクだ。爆発的に人気があるようでもないが、店頭から消えることも無い、不思議な飲み物。

 どういうわけか、日本の冷やしあめを炭酸で割ったような味がする。私が子供の頃、住んでいたアパート近くの神社で夏祭りがあった。昔の事なのではっきりとは思いだせないが、大きな容器に入った冷やしあめ(水あめとショウガ汁が原料)を、ひしゃくですくって飲ませてもらうのが楽しみだった。遠い国イギリスで、子供の頃の記憶を思いださせる味に遭遇するのも面白い。

 ショウガは東アジアが原産で、古代インド、中国、ギリシャ、ローマで使われていた。飲み物に混ぜた事もあったのだろう。ジンジャービールがイギリス発祥といわれている理由は良く分からない。

 植民地時代にアメリカに渡った開拓者がビールの代わりになるものを探して、植物の根やハーブを原料にしたルートビアを発明し、イギリス本国に紹介されるとシェイクスピアがsmall beerのレシピを書いた、という記録がある。こちらの発明のほうが、私に与えた影響が大きかったわけだ。

 ジンジャービールの原料は、砂糖、グルコースシロップ、発酵ショウガ根抽出液、炭酸、ショウガ、唐辛子、レモンオイル、クワガタ草、社松、西洋ノコギリ草、酒石酸水素カリウム、クエン酸。ところでクワガタ草、西洋ノコギリ草ってどんな草なんだろうか?


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