ペンをかじる

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 最近、かばんに入れていたはずのペンが、壊れて床に落ちていたことが続いた。「超常現象か?」。調査の結果、家で飼っている子犬がかばんを器用に開けてペンを噛んでいた事がわかった。

 無くて七癖というが、広く国民に広まっている癖もある。イギリス人が使うボールペンを見ると、一様に端っこ(ペン先の反対側)がつぶれている。噛んじゃうからだ。考え事をしているときなど、無意識に噛んでしまうのだ。男でも女でも、大人でも子供でも噛む。もちろん「いちご味」とかの、味が付いているわけではない。

 一説には、赤ん坊のころ使っていたおしゃぶりの癖が抜けないから、ともいわれているが、なぜこれだけ多くの国民がペンの端っこを噛むのか、今後の研究が待たれる。

 イギリス人は鉛筆よりもペンを好んで使う。ノートに書くのもペン、教科書の落書きもペン、何でもペン。あるとき、鉛筆を使わない理由を聞いてみたことがある。彼の説明によれば「鉛筆の芯は体に良くないから」推奨されていないらしい。

 その前に噛むのを何とかしたら、と思うんだけど。イギリス人に鉛筆を渡してはいけない。


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