イギリスの金は白い?金とカラット

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 金はどの国でも貴重。古くから人類に愛されてきた貴金属だ。では、世界中で同じかというとちょっと違う。

 宝石店で見る金は、イギリスの場合、日本のものより白く見える。中国ではより黄色い色。もちろん、いろんな種類の金が店頭に並んではい るのだが、白人は黄色すぎる色より、白っぽいほうが、黄色人種には、白より黄色のほうがよりきれいに見える。

 ところで、金の純度はカラット(karat)で表示される。100%金、つまり純金は24K。よく聞く18金(18K)は、18/24=0.75、75パーセントの金ということで、残りの25%は銀や銅など他の金属が入っている割合だ。

 金の純度をいうとき、パーセントではなく、パーミル(per mill)という単位が使われる。1000分のいくら、という意味だ。18Kだと75パーセント、つまり、750パーミル、となる。海外で購入した指輪に、750と刻印されていることがあるが、これは18金と同じ意味だ。

 ところで、100パーセントの金を、なぜ24金と呼ぶのか?100や10、あるいは25ではだめなのか?24になっている理由は、調べてもなかなかわからない。想像するに、割り算しやすいためではないかと思う。

 小数と分数のところで書いたように、日本人の10進数と、欧米の12進数、16進数とは、発想がまったく違うのだ。24だと、半分で12。4分の1で6。3分の1でも8、75パーセントでも18というように、均等に分割するには、非常に都合がよい。

 この分割しやすい、というのが、金をさまざまな金属で”割る”のに都合がよかったに違いない。

 ダイヤモンドなど、宝石もカラット(carat)で呼ぶが、こちらは純度ではなく、重さ。

 1カラット(carat)は0.2g(あるいは、0.205g)。もともとイナゴマメ(carob)の種の重さのことだった。

 この種子は、重さが均一であるとされ、古くから金の重さを量るのに使われてきた名残というわけ。

 金に話を戻すと、太古の昔は純金、24Kが主流だったが、やわらかく傷つきやすいことから、徐々に純度が下がってきている。日本では、18Kぐらいで落ち着いているが、イギリスなどではもっと純度が低い金が好まれる。純度が低い分、他の金属をたくさん入れるわけだから、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなど、多様な色を表現することができる。

 一般にアジアは純度が高く、ヨーロッパは低い。

 各国に金として取引される最低純度が決まっているが、国によって違うため、ある国では金として売られるが、同じものが他の国では売れない、ということもありえる。

 オリンピックの金メダルも、開催国によっては、その純度も、めっき厚も、色も違うのだろう。


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