ハッピー・ギャザリング

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 イギリスは中華料理とインド料理がうまい。カーディフにも中華料理店はいろいろあるが、ちょっといい所で食べたいと思ったら、ハッピー・ギャザリングがお勧め。夕食はもちろん、お昼の点心料理もお手ごろ価格の上においしくて、人気がある。さて、ここでの思い出をふたつほど。

1 味が毎回変わる

 想像だが料理人の中にイギリス人がいるのか、はたまた、イギリスに長く住み過ぎた中国人がいるのか、味、特に辛さが一定でない。

 あるときこんなことがあった。勤めていた職場の一番えらい人は、大の辛党。「辛い」と「おいしい」がほぼ同義語であった。一番えらくない私が、料理を注文した。いつものようにたくさんのメニューから、辛そうな料理をあてずっぽうで注文していたら、どの料理も見事に辛い。おかげで一番えらい人はご満悦。

 その次にハッピー・ギャザリングで食事をしたときも私が注文することになった。記憶通りに頼んだつもりなのに今度はちっとも辛くない。

 その晩は前回の料理が何故辛かったか、という話題で持ちきりとなり、塩の容器のふたが緩んでいたのでなければ、冒頭の通り、料理人の中にイギリス人がいたのだろう、という結論に達した。イギリスでは何かにつけ、期待しすぎてはいけない。

2 早く食べ終わってはいけない

 頼んだ料理が30分経っても出てこないからと言って、いちいち腹を立てるようでは、イギリスで食事をすることは困難だ。何と言ってもここはイギリス。

 ところが我が大和民族はせっかちときている。あるパーティーの時、一度ぐらい日本並のスピードで食事をしてみたいということになった。幹事の私はメニューをあらかじめFAXしておき、パーティー開始時間にはテーブルに料理を並べておくように頼み、その後も15分刻みで出してもらうよう頼んでおいた。

 さてパーティーが始まった。イギリスでは珍しいことだが、手配通りに事が進んだ。次々と食事が出され、開始から1時間半をまわる頃には、既にデザートも食べ終えていた。お腹もいっぱい、さあ帰ろう。

 奥から中国人のマネージャーが飛び出してきたのはちょうどその時だった。"ミスター・マエダ、何かお気に召さないことでもありましたでしょうか?"大きな目をいよいよ見開いている、"いやいや、とんでもない。食事もおいしかったし、皆とても楽しみました。"、"それなら良いのですが・・・"。

 彼の話しによると、2時間未満で席を立つということは、よっぽど食事がまずかったか、サービスが悪かったかのどちらかなのだそうだ。仕事熱心なマネージャー氏に余計な心配をかけないよう、イギリスではゆっくり人生を楽しむように、食事を頂きましょう!

Happy Gathering
233, Cowbridge Rd East
Cardiff South Glamorgan CF11 9AL
Tel: 029 2039 7531


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