病院

イギリス(PC)>エッセイ(携帯)制度・教育>病院

 日本の病院は薬漬け、反対にイギリスの病院ではにめったに薬を出さない。ちょうど、中間ぐらいがいいんじゃないかな?っていうのが、私と、私の友人であるイギリス人の結論であった。

 イギリスの一般の病院では、日本人が期待するとおりにたくさんの薬を出してくれることは、まず、望めないでしょう。

 イングランドには日本人向けの病院がある。たとえばロンドンにある、ロンドン医療センター。

 London Iryo Centre 

 234-236, Hendon Way London NW4 3NE Tel: 020 8202 7272 

 ここは、日本人の先生がいて、日本語ですべて通じる。日本と同じ薬を出してもらえるかどうかは別にして、かなり納得できる対応をしていただける、と思う。

 通常、イギリスに住んでいる日本人が、医療関係をどうしているか、と言いうと、住んでいる近くにホームドクターの登録をすることだ。(私の場合は会社の人事が、国民健康保険の手続きから、ホームドクターの斡旋までしてくれた)

 ホームドクターの手続きは、とても簡単。NHSと呼ばれる機関が発行する、国民健康保険証を作って住む家の近くのGPと呼ばれる病院に行って、超簡単な健康診断、体重、身長測定、尿検査などを済ますと、はい、おしまい。

 診察は電話一本で予約でき、これがすごいところだが、無料で診察してくれる。GPでは、診察し、簡単な症状であれば、必要な薬を処方する。薬は町の薬局で処方箋を提示して購入する。

 子供は薬代もただだ。薬局に行って、子供の薬だと告げる。処方箋の裏に記入欄があり、ここに、「子供のための薬です」Yes,Noというような項目があり、そこにチェックして、自分の名前をサインするだけ。

 GPで十分なケアができないと判断した場合は、設備、専門医が充実した高等な公立病院を紹介する。公立の大病院は、GPの紹介があって、はじめて診察するので、いきなり行って診察してくれと頼んでも、「まずGPで診てもらってきてくれ」と言われる。

 別に家の近くで無くても、評判のいいGPが別にあれば、どこでも手続きできる。日本と違って、診てくれる病院は、ホームドクターの手続きをしているひとつのGPだけ。日本のように、病院のはしごはできまない。(公立病院の場合)ホームドクターの手続きをしたGPが気に入らなければ、他のGPに手続きをすれば、その日からその病院がホームドクターになる。

 良いことずくめのようだが、一方で、入院を必要とするような病気でも、順番待ちの状態になり、ひどいときには手術の順番を待っている間に死亡してしまうといった悲劇もあるという。診察費がべらぼうに高い、私立病院ではもっと柔軟な対応が取られるらしい。

 高福祉国家と言いながら、貧乏人には生き延びるチャンスが少ない、といった矛盾が顔を覗かせている。

 政府は事あるごとにこの問題を改善すると約束しているが、実現まではもうしばらくかかりそうだ。

 簡単に紹介しますと、こんな感じです。


イギリスウェールズ目次に戻る イギリスの緊急医療へGO KeriMaedaWales