家の基本的構造

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 ようこそわが家へ。あなたは今、カーディフの北部、ソーンヒルにある私の家の前に車を止めて降りてきたところです。(そういうつもりで読んでください。)ここではイギリスの家がどんな造りになっているのか、簡単にご案内いたします。

 一戸建の家はデタッチト、二軒がくっついている家はセミデタッチトと呼ばれています。私の家は一戸建てで、ここではよく見かけるレンガの壁に、煙突の付いた茶色の屋根をもつ二階建ての家です。

 玄関の前には、小さめの前庭があり、芝が植えられ、バラなどの小さな木が2、3本あります。私は扉を家の内側に開けてあなたが家に入ってくるのを待っています。扉の後ろに立って、入ってくるあなたの邪魔にならないようにしながら。家の外向きに開くように作られている日本の玄関との違いにお気づきになりましたでしょうか?

 靴を脱がない習慣のため玄関といっても段差もなく、カーペットがひかれています。雨の日には玄関先のマットで、軽く靴の裏をふいてもらうとちょっとうれしいです。玄関を入ってすぐ左側に小さなトイレがあります。その先のドアはアイロンや掃除機なんかが入っている物入れなので、間違って入らないようにしてください。ホールに立つと、右側がリビング、左側にはダイニングとキッチンがあります。各部屋をはじめ、ホール、トイレに至るまで、壁には蛇腹のようなかたちをしたラジエーターと呼ばれる温水暖房器が付いています。

 リビングにはガス火の暖炉とソファーがあり、窓からは芝生の裏庭が見えます。裏庭には、リンゴと洋なしの木があり、砂場と、小さな温室があります。

 キッチンは日本の家と同じぐらいの大きさです。カウンターの下には食器洗い機と洗濯機が並んでおいてあります。洗濯機が台所にあるのは結構便利なんですよ。

 二階には普通はお客さんには上がってもらわないのですが、今日は特別なお客様なので、どうぞ階段を上ってください。階段の下のスペースも小さな小物いれになっています。

 二階には寝室が3つと、お風呂があります。いい忘れましたが、イギリスでは寝室の数で家の大きさを表現します。私の家はスリー・ベッドルームです。主寝室に個別シャワーが付いた家もあります。

 お風呂が二階にあるのは一階にお客さんが来ているときでも、子どもをお風呂に入れるときに裸でうろうろしなくて良いので便利です。お風呂にはトイレも付いています。カーペットがひいてありますので、お風呂を使うときは日本のようにバスタブの外で体を洗ったりお湯を使ったりしないでください。バスタブの上にカーテンがあります。シャワーなどのお湯がバスタブの外に飛び散らないようにするため、カーテンの先は必ずバスタブの中に入れてくださいね。あ、そこのあなた、パソコンの前で服を脱がなくても結構です。

 二階にはもう一つ小さな仕掛けがあります。お風呂の前の壁に扉がありますでしょう。この中にはお湯をためておくタンクがあります。タンクの中は二つに分かれていて、一つは温水暖房用、もう一つはお風呂や台所で使うお湯をためているところです。タンクのあるこの戸棚にはスノコがあります。とても暖かいので、脱水した洗濯物をここに置いておくと乾いてしまいますので雨の多いイギリスでも洗濯に困ることはありません。

 下で、お茶の用意ができたようです。どうぞごゆっくりおくつろぎください。

イギリスの玄関(PC用画像)

イギリスで最初に住んだ家の玄関


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