飛行機トラブル・荷物が出てこない

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 イギリスに限らず、飛行機に関するトラブルは後を絶たない。

 旅行関係の方々の努力にもかかわらず、海外旅行者が増えた分、トラブルに遭う人も増えるというのは、致し方ないことなのであろうか。

 より便利に、より一般的になればなるほど、利用者側はうまくそれを使いこなすことを要求される。

 さて、ここでは飛行機から降りて手荷物引き取り(Luggagereclaim、Baggageclaim)に行ったのに、預けておいた手荷物が出てこなかった場合どうするかを述べる。預けておいたはずのスーツケースがベルトコンベヤーに出てこない場合だ。

 結論を言うと、係員に文句を言って、それ相応の代償または、対応を要求することになる。言わなきゃ損。

 飛行機の乗り継ぎ(transit)などで荷物の積み替えがうまく行かなかった場合、最終目的地の空港に連絡が行くようになっているようだ。そうするとその空港の地上スタッフが、あなたにコンタクトしてきて荷物が現在どこにあって、いつ頃あなたに届けられる予定なのかを説明してくれる。

 イギリスの場合は最後に"Can youmanage?"と聞いてくる。そこで"Yes, I can manage it."と言ってしまうと、そこで終わり。何もおきない。

 ここで"No"というと、当面の代償としていくらかの小切手をもらえる。よく調べたわけではないが、数千円から一万円前後が相場だろう。必要な洗面道具、着替えなどに相当する額を想定しているようだ。

 荷物が遅れることによる経済的打撃分は、弁償してもらうよう要求していいだろう。

 私がイギリスに初めて行ったとき、香港での乗り継ぎの際の手違いで荷物が届かなかった。「明日の便でつくから明後日には届けられる」という説明で、"それでいいですか?"と聞かれ、つい"はい"と答えてしまった。

 持っている荷物は書類の入っているアタッシュケース一つ。早速明日の着替えに困ることになる。生まれてはじめてイギリスポンドで購入した記念すべき品は、一枚のパンツということになった。2日後に届くはずの荷物が、実際に私の手に届いたのは、さらに発生したいくつかの「予期せぬトラブル」のため、実に10日後のことだった。

 当時はまだ私も「Noと言えない日本人」の一人だったわけだ。


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