「ドリフの誰かさんと誰かさんが麦畑」のなぞ

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 この原曲はスコットランド民謡。日本原産でないのが不思議なくらいだ。実は秘密があって、黒鍵だけでほとんど弾ける曲は、日本人にとても受け入れられやすい。大抵の伝統的日本の音階は黒鍵だけで表現できる(律音階:ドレファソラド、君が代など)。

 だから外国の曲であっても、もしこの音階だけで構成されていれば、親しみを感じるわけだ。スコットランド民謡では、ほかに蛍の光などが律音階で弾けることで有名。スコットランドで初めてこの曲を聞いた日本人の、驚きと感動はどれほどだったろうか。

 別の和音階、民謡音階(ドミ♭ファソシ♭ド)は、なんとブルース・スケールと同じ音使い。日本人にはブルースの血が流れているのか?

 琉球音階(ドミファソシド)もいかにも沖縄って感じ。沖縄出身の人に聞かせてあげたら目を丸くして「何で知ってるの?」って驚いていた。レとラを抜いて適当にひいただけなのに、沖縄の友人には、どこかで聞いたような、なんとも懐かしい曲に聞こえたようだ。

 黒鍵だけで弾ける律音階はとっても簡単で便利。ピアノやオルガンを見たら、試しに弾いてみよう。黒鍵をでたらめにたたくと、あら不思議。昔どこかで耳にしたメロディーが聞こえるはずだ。

 あとはわきあがる日本人のソウルに任せて、黒鍵を思いっ切り叩いてみよう。あなたも和風ミュージシャンだ。


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