パスポート申請

イギリス(PC)>エッセイ(携帯)制度・教育>パスポート申請

 イギリス、ウェールズに限らず、海外へ出かけるときに必要なものといえばお金、飛行機、船のチケット、そしてパスポート。荷造りをすべて完了して、家を出るぞ、という時に、この3点だけは再度確認しておきたい。他のものはお金さえあれば大抵はなんとかなる。

 パスポートの申請に関してはweb上に数多く紹介されている。が、たまたま私のホームページに来てくれたあなたのために、今日は特別に申請の方法を簡単に述べてみよう。

 以下は、1998年11月現在の情報。5年用と10年用があり、20才未満は5年用しか申請できないと言う制約もあるが、手続き自体はほぼ同じで手数料が違うぐらいだ。

1 申請する場所

住民登録している都道府県の旅券事務所。または同旅券センターなど。

2 申請に必要なもの

一般旅券発給申請書 1通: 旅券事務所窓口にある。5年用、10年用がある。

 戸籍抄本または謄本 1通: 申請の日前6カ月以内に発行のもの。ただし以下3点をすべて満たす場合は省略できる。イ)有効な旅券を返納して切り替え申請する場合、ロ)有効旅券に記載されている氏名、本籍に変更がない場合、ハ)提出する住民票に本籍が記載されている場合

住民票 1通: 本籍が記載されていて、申請の日前6カ月以内に発行のもの。

写真 1枚: 写真上に映った顔の大きさ(縦27ミリ)、眼鏡をかけた人は光の反射で顔を判別できないようなものは不可、という条件を満たせば街の自動証明写真機で撮った写真でもOK。写真の裏には名前を記入。申請の日前6カ月以内に撮影のもの。

本人確認書類: 日本国旅券、運転免許証、船員手帳、海技免状、猟銃、空気銃所持許可証、戦傷病者手帳、宅地建物取引主任者証、電気工事士免状、無線従事者免許証、官公庁職員証のいずれかがある人は、このうちの一つを示せばよい。ない人は、2つの身分証明書類が必要になる。ここでは詳細を省略するが、そのうちの一通は健康保険証や、厚生年金証などの運転免許証に代わるぐらいの公的証明証でなければならない。これがあれば二つ目は社員証、学生証、公の機関が発行した資格証明証など(ただし写真が貼ってあるもの)でよいし、旧旅券でもよい。

官製はがき(未使用のもの) 1枚:表に住民票通りの住所、氏名、郵便番号を記載したもの。あとで、本人宛てに郵送され、パスポートを引き取りに行くときに必要となる。これがいわば、申請に来た人、また、パスポートを引き取りに来た人が本人かどうかを確認するものになるらしい。

 以前に旅券を取得した人はその旅券:これがいつも忘れそうになる。期限が切れているからと古い旅券を捨ててしまわずに、大事に取っておかなければならない。(どこかに行っちゃっている場合はどうなるのだろう?)

申請者が未成年者または、禁治産者の場合は、親権者等、または後見人の同意が必要。

本人が署名が困難であって、法定代理人でないもの(配偶者等)が記名する場合は印鑑が必要。

3 一般旅券発給申請書記入例(黒インク、ボールペンで記入)

氏名: フリガナ、姓、名、ローマ字氏名。ローマ字はヘボン式。撥音B・M・Pの前にNの代わりにMをおく(なんば:NAMBA)、長音は記入しない(おおた:OTA)などの注意が申請書にも書いてある。

所持人署名: 幼児や身体障害者の場合で、本人が署名できない場合は一定の条件のもと、代理人の署名が認められる。署名がそのままパスポートの署名になるのでよく練習しておく。ローマ字でも漢字でも良い。ローマ字の場合は筆記体で書くように要求されることもある。

 そのほかに性別、生年月日、本籍、以前旅券を受けたことがある人は、旅券番号と発行年月日、現住所、渡航中に連絡できる連絡先、電話番号、出発予定日と滞在期間(3カ月未満か3カ月以上のいずれかを選ぶ)等が必要になる。

4 旅券の受け取り

 本人が申請した場所に行って受け取る。申請後一週間から10日位。受け取りのときに手数料(収入印紙)を納める。私の場合は合計15000円だった。

 さて、イギリスに住居している人はどうやってパスポートの申請をするのでしょう。実はいちいち日本に帰ってこなくても、ロンドンの日本大使館(領事館)で作ってもらえる。と言うより、日本にはすでに住民票がないので、日本での申請は簡単にできないのかも知れない。住民票以外は日本での申請と原則同じ。気をつけなければならないのは、写真に写る顔のサイズ。イギリスの写真屋さんが日本人用パスポートのサイズを知っているとは限らない。発行官庁の所には"Consulate-general of Japan at London"という印鑑が押される。


イギリスウェールズ目次に戻る KeriMaedaWales