公園にはトイレ無し

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 大事なことを言い忘れていた気がする。

 イギリスには公衆トイレというものがほとんど無い。公園にも、デパートにも無い。じゃあ、外出時にもよおしたとき、どうするのか?我慢する、というわけにもいかない。(ただ、イギリス人は膀胱が大きいのか、トイレに頻繁に行かないようにも見うけられる。)

 レストランやパブで飲食したときに、店のトイレを使う、というのが正解。イギリスでは「食べたところで出す」が原則だ。食べたり飲んだりする店にはトイレがあって、紳士服売り場には(服を食べる人はあまりいないので)トイレが無い、というわけ。

 イギリスで最近増えてきたファーストフード店の悩みはトイレ。ハンバーガーを買いもしないのに、トイレだけ借りに来る輩がいる。店では良識を問う看板を出したり、トイレを店の奥に移したりと、"対策"に躍起だ。

 私が知っている限り、例外は二つ。ひとつは高速道路のサービスエリア、もうひとつはロンドンのウェストミンスター寺院前広場の公衆トイレ。

 サービスエリアにはたいてい軽食をとる施設があるから、まだ"原則"の範囲内であろう。

 広場の公衆トイレのほうは、確か地下にもぐるような構造になっていて、入り口のゲートでお金を払わないと通れない仕組みになっていたと思う。中もあまり衛生的ではなく、一度しか使わなかったので良く覚えていない。

 とにかく、公衆トイレというのはイギリス文化の理解範囲外の代物であるようで、「よくわかんないけど無理やり作ってみたら、おそろしく使いづらいものができちゃいました」って感じだ。

 イギリスでは外出前に用を足しておいたほうが良い。


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