クイッドとピー イギリスのお金

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イギリスにはへんてこな単位がたくさんある。日常的に最も使う頻度が高い現金も例外ではない。

How much is it? Ten quid.

なんだ、そのクイッドって?クイッドは、1ポンドのこと。だいたい230円だ(2007年11月現在)。じゃあ、ポンドって言えばいいのにみんなクイッドを使う。ポンドの下の単位、ペニー(複数でペンス)もピー(p)としか呼ばない。Twenty pとかいう。

現金を正式名称で呼ばない国は多い。アメリカではdollarをbuckと呼ぶ。硬貨に到っては日常生活でそのまま金額を呼ぶことはまれで、penny, nickel, dime, quarterといったぐあい。

あまり有名ではないが、イギリスでも、硬貨に別名がある。職場に、ボブ・ターナーという人がいたが、彼の名前は昔の硬貨の別名そのままであった。bobは5ペンス(昔の1シリング=昔の12ペンス)、tannerは2.5ペンス(昔の0.5シリング=昔の6ペンス)で、名前と苗字を合わせて7.5ペンスになる。

イギリスやアメリカでは、通貨の別名を隠語として使う感覚だ。中国では書き言葉と話し言葉で分けていて、正式な呼び名"元"が、話し言葉では"塊"となる。中国の場合は、「お金=100%幸福」と、まったく後ろめたい気持ちが無いのだが、英米では現金のことを直接的に口にするのをはばかる傾向がある。

そう言う意味では、日本人はお金の値打ちには興味があっても、紙幣、硬貨などの通貨自体には、きわめてニュートラルな感覚を持っている、といえる。


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