流し台

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 台所の流しは英語でSink。イギリスのシンクは日本のものに比べてかなり幅が狭い。およそ半分といったところだ。非常に使いにくい。日本の流し台は、洗いものをいれたり、調理中の材料を洗ったり、ついでに生ごみの一時保管までやってのける。イギリスの流しが小さいのは、日本のような使い方をしないためだろう。

 第一、日本人のように食器をたくさん持たない。和食のように、食べ物別に食器が使い分けられる事はまれで、肉でも魚でも、何でも"ディナープレート"に載せてしまう。

 第二に、あまり複雑な調理をしない。夕食の準備など、日本人は台所に立つ時間が長いが、イギリス人の家庭を見ていると、電気がついているのはホンの5分ぐらい。あっという間だ。スーパーの売り場には調理済み食品、缶詰や瓶詰め食品の類が非常に多い。

 最後に、生ゴミ。ジャガイモやたまねぎの皮はゴミ箱に捨てるが、それより小さいものは、あろうことかそのまま流してしまう。ゴミを漉しとるアミなど、はじめっから無い。あの便利な三角コーナーさえ無いのだ。

 そういうことで、イギリスの流しを日本的に使うのはきわめて不便だが、イギリス流に使うぶんには、まったく問題が無い。


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