スピード制限

イギリス(PC)>エッセイ(携帯)車・乗り物>スピード制限

 何も書いてなければ、住宅地で30マイル、片側一車線で60マイル、高速道路または片側二車線で70マイル、というのがイギリスの速度制限の原則。

 上の数字は、イングランド、ウェールズと、大部分のスコットランドに適用される。原則には例外がある。歴史ある英国であればなおさらというものだ。

 制限速度無制限といえば、ドイツのアウトバーンが有名だが、イギリスにも無制限の所がある。アイリッシュ海に浮かぶケルトの小島、マン島だ。

 ホンダがマン島レースで優勝したことでも有名。今でこそ日本のオートバイは世界をリードする技術力を誇っているが、当時は世界の一流メーカーからは相手にもされない状況だったそうだ。

 マン島に制限速度が無い(あるいは無かった)のは、マン島、ジャージー島などが、実はUKの一部ではなくて(もちろんEUでもない)、王室領地だから。(詳しくはロンドン憶良氏の 晴耕庵の談話室NO.71

 独立した議会を有するこの島でも、最近では住宅地の制限速度はブリテン島に合わせつつあるらしい。

 ところで、片側二車線の道路と高速道路(モーターウェイ)では、どちらも同じ70マイル制限だ。どうせ高速道路がタダだから同じ制限速度でも良いのかもしれない。それでは一体何が違うのだろうか?

 運転好きのイングランド人に聞いてみた。「一番の違いは、サービスエリアで売っているサンドイッチの値段が高いことだろうね。」

 一度彼の運転で出かけた時のこと。本格的ラリードライバーの彼は、「高いサンドイッチ」を回避するために、通常高速道路なら2時間のところを、3時間ぶっ通しでオフロードを疾走した。私の胃はまるで上下逆さまになったかと思えるほどで、たとえ高くなくてもサンドイッチは遠慮したい気分であった。


イギリスウェールズ目次に戻る KeriMaedaWales