スポンサードレース

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 「ケリー、スポンサーになってくれ」「なんだそれ?」聞けば同僚のK君が自転車レースに出たいという。スポンサーから集めたお金を納めてレースに出るのだそうだ。

 「スポンサー」というと、F1の車体に「何平方センチ当たりいくら」で買ってもらう大企業を思い浮かべるが、本質的には同じで、それのずっとお手軽版といったところだ。その自転車レースというのは、集まったお金をチャリティーにあてるというもので、「スポンサー」が出資したお金は、最終的には恵まれない人達にまわることになる。日本でよくやっている、「何々募金に寄付してください」と同じじゃないか、なんでそんな自転車レースなんか面倒なことをわざわざするんだ?と思うかもしれないが、そこがまた英国の良いところ。なんでも楽しまなきゃ。

 それに、何かに寄付したくてもお金が無い人はどうすればいいかというと、自分がレースに出ればいいのである。そしてレースに参加すれば「一生の思い出」になるというわけ。このたぐいのレースはいろんな団体、企業により、いろんな種類のものが用意されている。世界一周自転車の旅とか、アンデス山脈越えレースとかいった超困難なものから、ランズエンドまで歩こう、といった誰でも参加できそうなものまでそろっている。

 寄付はなにもハリウッドスターやお金持ちの特権ではない。チャレンジ意欲があり、スポンサーを探せる人であれば、お金が無くても参加可能、そういうのもいいんじゃない?

 K君がスポンサーのリストを持って「2ポンド以上寄付してくれると助かるんだけど」というので、5ポンドを渡してリストに名前を書きこんだ。


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