ストーンヘンジ

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 「パパ、見て!いしころ!」

 当時3歳だった私の息子にかかっては、あの有名なストーンヘンジも「いしころ」で表現されてしまう。言われてみれば、子どもが石ころを丸く輪に並べて遊ぶのに、似ていなくも無い。

 駐車場から遺跡に向かうときに通るトンネルの入り口に、「3500年前の世界へ」と書いた看板がある。タイムトンネルといった所か。どういう技術なのかは知らないが、この遺跡がいつ頃建てられたかということは、随分正確に分かるらしい。(最初にこの場所にストーンサークルが作られたのは約5000年前。その後、何度か作り直されてきたそうだ。)

 ストーンヘンジを訪れる人の多くは、「何のためにストーンヘンジは作られたのだろうか?」という謎に関心があるのではないだろうか?「行ってみれば分かるだろう」という私の期待ははずれた。日本だったら、これぐらい人が集まる観光地(?)であれば、近くに資料館があるとか、少なくとも「これは**のために、++頃、*+によって建てられたものと見られている」などと書いた看板ぐらいは立っていてもいいだろう。

 そういうものはほとんど無い。近くの売店に、少しはそれらしいものがあるが、せいぜい、夏至の日はどこから日がさすだとか、いけにえの石があるとか、そういったものだ。

 説明のしようが無い、という理由もあるだろうが、できるだけ固定観念を持たせず、見るものの勝手に任せているという配慮かもしれない。事実、冒頭の息子の発言のため、とてつもなく巨大な子どもが石ころ遊びをして巨石を並べたという、非常識なイメージが、どうしても私の頭から離れなかった。

 実はストーンサークルと言われるものはどこにでもある。私がイギリスで見たものだけでも、イングランドの湖水地方のもの、ウェールズのロンダ渓谷のものなどがある。その規模はさまざま。後者のものは、ストーンサークルの回りを家がぐるっと取り囲む形になっていて、拍子抜けするぐらい「普通に」そこに存在している。世界を見渡せば、もっといろんなところ、日本にだってあるだろう。

 ウェールズの友人によれば、実はこのストーンヘンジの巨石はウェールズから切り出されたものらしい(注:諸説あり)。海路で運んだらしく、所々、海底に巨石が沈んでいるのだという。確かにこの地方、ソールズベリーは、この遺跡を作るのに必要な岩石を産出したようには見えない。ストーンヘンジは草原の真っ只中に突っ立っている。

ストーンヘンジ(PC用画像)

ストーンヘンジ: 南イングランド、Salisburyより車で20分。


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