サツマイモ

イギリス(PC)>エッセイ(携帯)衣・食・住>サツマイモ

 イギリスで「いも」と言えばまず、ジャガイモだ。ジャガポテトなんて呼ばない。ただのポテト。

 広辞苑によると、ジャガイモはジャガタラいもの略で、慶長年間ジャカルタから渡来したからこういう名前になったそうだ。南アメリカのアンデス山地が原産、ナス科の一年生作物とある。ジャガイモが伝わる前に、一体イギリス人が何を食べていたのか、想像も付かないほどに良く食べられる。

 イギリスでサツマイモを何と呼んでいたか名前は忘れたが、よく似たいもがある。日本で見るサツマイモと同じぐらいの長さなのに、太さは3倍ぐらいある。ずんぐりむっくり。色は日本のものと一緒なので、すぐそれと分かる。

 ついでに広辞苑で調べたら、サツマイモはヒルガオ科の一年生作物で中南米原産。17世紀前半に中国、琉球を経て九州に渡り普及したそうだ。カライモ、トウイモ、リュウキュウイモ、アメリカイモの別名があるらしい。九州ではよくカライモと呼んでいたが、他の名前もあるとは知らなかった。

 イギリス人がこれをどう調理して食べているのか知らないが、日本のサツマイモに比べてやたらと水っぽい。

 イギリスのサツマイモは外から見た色はどれも同じだが、中身が白っぽい色、オレンジっぽい色の二種類がある。

 より日本のサツマイモに近いのは、中身が白いほう。スイートポテトを作ろうと思ったら、中身が白い方を使わなければいけない。間違ってオレンジ色の物を使うと、それこそ水分が多すぎて、ぐちゃぐちゃしたなんだか分からない物が出来上がってしまう。

 では中身が白いサツマイモをどうやって見分けるか。秘伝、いも見分けの術。

 スーパーの売り場でサツマイモをおもむろに手にする。普通はわしづかみになっているはずだ。つかんでいる親指の爪をそっといもの表皮に当て、ちょっと力を入れながら皮を擦り取るように動かす。大きく動かしては周りから怪しまれるので、中の色がやっと分かるぐらいに少しだけ。

 生活の知恵です。

ところで、英語でsatsumaって何?


イギリスウェールズ目次に戻る KeriMaedaWales