洗濯機はキッチンの中に

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 台所に洗濯機があったら、やっぱり違和感、感じますよね。

 イギリスでは洗濯機をキッチンに設置している。ヨーロッパ諸国のキッチンは、台所や機器の寸法が統一されていているので、機器を取りかえるとき、古いものを取りはずして新しいものを設置するのがとても簡単だ。ちょうど自動車のカーステレオみたいな感じで、どれもサイズがぴったり合うので、ほかの機器に簡単に取りかえられるというしくみ。

 洗濯機もその統一された寸法にきっちり収まるように設計されている。台所の下に収まるので、扉が前方に開く、ドラム式洗濯機だ(フロントローディング)。イギリスの電気店に行くと、ディッシュウォッシャー、洗濯機、乾燥機などがそっくり同じサイズで並んでいるので、ぱっとみてどれなのかがわからないほど。

 水周り機器ということ、家事に関すること、という理由からだろうが、とにかく台所にある。ちょっと気が利いた家では、台所から一続きになった「家事室」があって、アイロン台とかそんなのと一緒に並んでいたりする。セントラルヒーティングのボイラーを利用して、洗濯機にもお湯が入る。

 一方、アメリカの洗濯機は日本と同じでたて型(トップローディング)が多い。お風呂の脱衣場に置いてある。日本の洗濯機は、アメリカの洗濯機をお手本にしているのだ。 電気式の洗濯機は1906年、アメリカではじめて量産された。

 イギリスの家は、二階(ファーストフロア)にお風呂、一階に台所がある。さすがに台所で服を脱ぐわけにはいかないので、お風呂場には洗濯物を入れるカゴを置くことになる。洗うのは台所、乾かすのはボイラー室、寝室はこれまたたいてい二階にあるので、衣類は二階と一階を、行ったり来たりすることになる。


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