カーディフあたりの気候

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カーディフの本日の天気予報。

カーディフの本日の天気
晴れ、時々曇り、一時雨

 本当にそうかどうかは、ご自分で確認してください。年間に350日ぐらいはこれで合っていると思います。

 一日に四季があるといわれるイギリスでは、本当にころころと天気が変わる。雨が降ったら傘を持って出かけるという感覚はあまりない。車での移動が多いし、大抵の場合、どんなにどしゃ降りでも数分もしたら止んでしまうのだから傘を開いたり閉じたりするのも面倒だ。

 雨にもいろいろとあって、霧の粒がちょっと大きいぐらいのもの、水の粒子がふわふわ浮いていて傘をさしていても濡れてしまうものから、横殴りの雨、これも傘は何の役にも立たない、というものまで。元々傘は女性の日傘、男性は帽子というものがあったらしい。イギリスの服は撥水加工されているのか多少の雨ぐらいでは水がしみてくることはなく雨降りでも平気で着ていることができる。

 年間を通して、建物の中なら20度から25度なので、日本の春秋服でちょうどいい。外の気温も0度を大きく下回ることも30度を越えることもほとんどない。雪は年間でせいぜい2、3回積もるぐらいだ。北海道よりずっと緯度は高いにもかかわらずメキシコからの暖流のおかげで暖かい。ある年の、日中の最高気温が30度を越えることが5日ぐらい続いたことがある。イギリスの誇り"エバー・グリーン"、高速道路から見える緑の大地が茶色く変わってしまったのにはさすがに驚いた。"300年ぶりの記録"と報道されたが、300年前に一体誰が計ったのだろうか?

 ちなみに、夏に晴天が一週間も続けば羊の肉が安くなるといううわさがある。どこまでもなだらかに広がる牧場では日陰らしい日陰は境界線に植え込まれたヘッジと呼ばれる背の低い木の陰ぐらい。そこに毛むくじゃらの羊が一日中うずくまっていたのではさすがに参ってしまうものらしい。

 雪がほとんど降らないので、車につけるチェーンを持っている人はほどんどなく、夏はたいして暑くならないので、家にもエアコンが無い。ちょっと前までは車にエアコンが付いているのは珍しかったぐらいだ。半袖の服も一応持ってはいたが、ついに袖を通すことはなかったし、真冬でも部屋着に厚手のコートを一枚羽織れば外にでられた。

 どんな服を着るかは個人の自由。年間を通して半袖の人もいれば、夏に皮ジャンを来ていてもかまわない。日本語放送のテレビのクイズ番組で、「年に必ず2回あるのは何でしょう」というのがあったが、「衣替え」の答えが思いつかなかった。イギリスでは必要ないからだ。

 北ウェールズに旅行にいったとき買い求めた戦車のかたちをした温度計がある。結構気に入っていたのだが、日本では役に立たないことが多い。温度目盛りが16度から26度までしかないからだ。


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