白コーヒー飲んだことある?

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 "ウィズウィズ"イギリスでコーヒーや紅茶はどうですかと聞かれたら、この呪文を唱える決まりになっている。"How would you like your coffee?"と聞かれたら"With with"と答える。

 というのは半分だけ本当。実はコーヒーにミルクや砂糖を入れるかどうかを伝える表現。最初のウィズはコーヒーにミルクを入れるという意味で、次のウィズはさらに砂糖を入れるという意味。入れないときは"With milk, without sugar"などといえば良い。最後にプリーズを付けるのを忘れてはいけない。

 同じ意味で"White, without sugar"と言うこともある。"White"はミルクを入れて少し白い色になる、という事を言いたいのだろう。じゃあ、ミルクを入れないのは何というかといえば"Black"だ。ブラックは砂糖が入っていないのではなく、ミルクが入っていないコーヒーの事だ。

 さらに入れるミルクの多い少ないにも、細かい表現がある。"ドロップ"などいくつかあったがもう忘れてしまった。

 職場でお茶の時間にコーヒーや紅茶を準備することがあった。特に当番を決めたりはしなかったが、男でも女でも、上司でも部下でも、自ら進んでみんなの分を準備することが礼儀正しいとされていた。イギリスで、「お茶汲みは女子社員の仕事」などと決め付けるのは大間違いである。お茶の道具を置いているところには各人の好みを書いた表が貼り付けられていた。

 ケリー、紅茶、ミルクたくさん、砂糖少し・・・

 職場に新人が入ってくると、何はともあれお茶の好みを聞き出しては、表に書き加えた。

 アメリカではミルクとは言わずホワイトナーとかウィークナーとか言ったりする。スペインでもミルクの量によってコーヒーの呼び名が変わる。多い順にカフェ・コン・レチェ(カフェ・オ・レ)、コルタド、ミルクが入っていなければソロとなる。

 もちろん"Black with sugar"と言えばミルク抜きの砂糖入り、"Black without sugar"と言えばミルクも砂糖も無し。

 日本でブラックといえばミルク、砂糖無しですよね。なぜ日本だけ違うんだろう。お茶の文化が違うのかなあ。日本茶にはミルクも砂糖も入れないし。入れたら結構おいしかったりして。緑茶にミルクを少し滴らして「うぐいす」とか。

 紅茶を英語でブラック・ティーと言ったりするが、売られている紅茶には当然ミルクが入っていないから「ミルクが入っていない、ただのティー」という意味なのかもしれない。イギリスでは紅茶はティーと呼び、わざわざブラック・ティーとは呼ばなかった。ミルクを入れた「紅茶」は紅を赤とするとピンク・ティー、いやブラック・ティーにミルクだからグレー・ティー・・・だんだんおいしそうでなくなってきた。

 ところでイギリスで最初にホワイトコーヒーを頼んだとき、「一体どんなコーヒーが出てくるのだろう」と随分期待したものだ。


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