遠慮がちなくまのプーさん

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 NHKものしり英語塾では、くまのプーさん達の友情物語を解説している。日本でよく見かける、ふっくらとした顔のくまのプーさんは、ディズニーで書きなおされたもので、イギリスの原作、絵本の挿絵とはちょっと雰囲気が違う。

 アメリカとイギリスで違うといえば、同じ英語でもいいまわし、言葉の使い方がそれぞれ異なる。アメリカ英語は直接的、ストレートな表現を好む。イギリス英語では遠慮がちで、遠まわしな言い方をする。日常生活でもその傾向があり、遠慮がちな言葉遣いをするほど、上品だとされる。基本的にイギリス人は感情をあらわにすることを嫌うので、遠まわしな言い方とあいまって、結局何を言いたいのか、すぐに理解できないこともある。(皮肉の項を参照)

 番組では、くまのプーさんの名前の由来が、クリストファーロビンが以前飼っていた白鳥の名前であるだとか、ロバのイーヨーのしっぽが釘でとめられているのは、そのしっぽがフクロウの家の呼び鈴のひも代わりに使われていたのを、プー達が取り戻して返したのだが、当時のイギリスのぬいぐるみは、硬い材質でできていたので、釘でとめることができたなど、そういううんちくとともに、イギリス英語の表現が豊かにちりばめられている。

 ハチミツをとりに木の上の蜂の巣まで登るため、クリストファーロビンに風船をねだるシーンなぞは、「僕は、ふと君が、風船か何かそいうのを、たまたま持ってたりしないかなあって、そんなひとりごとを言ってただけだよ」なんて言っている。

 遠慮がちで遠まわしな言い方が、いかにもイギリスらしい。アメリカ英語なら、さしずめ"Give me balloons!"ってところだろう。

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